函館で釣りを始めたいけれど、どこに行けばいいか分からない――そんな初心者の方向けに、駐車場やトイレが整った実在の釣り場、季節ごとに狙える魚、北海道ならではの採捕ルールをまとめました。緑の島や入舟漁港といった足場の良いスポットから、チカ釣り・サビキ釣りの始め方、冬季の注意点まで具体的に解説します。
| エリア | 主な魚種 | シーズン | 規制の有無 | 情報確認日 |
|---|---|---|---|---|
| 函館港内(緑の島・入舟漁港など) | チカ・イワシ・サバ・アブラコ・ソイ・マメイカ | 通年(盛期は9〜11月ごろ) | 一部区画で立入禁止・夜間閉鎖あり | 2026年7月時点 |
| 大森浜・七重浜など砂浜部 | ヒラメ・マガレイ・アブラコ | 春〜秋中心 | 七重浜は海水浴期間(7月中旬〜8月中旬)以外の設備稼働状況は要確認 | 2026年7月時点 |
| 亀田川河口部 | サクラマス(春)・チカ(通年) | 春がサクラマスの盛期 | 河川区域のため現地表示に従う。ヒグマ出没にも留意 | 2026年7月時点 |
「函館 釣り 初心者」で失敗しないための選び方は、①駐車場とトイレが近くにあるか、②足場が広くフェンスや柵で安全が確保されているか、③サビキ釣りでチカやイワシなど数釣りしやすい魚がいるか、の3点です。函館は港湾部の釣り場が多く、漁港によっては係留船や作業エリアへの立ち入りが禁止されている区画があるため、初めての場所では必ず現地の看板やフェンスの位置を確認してから竿を出してください(ちかくま「函館の釣り場完全ガイド」)。まず道具を揃えるところからという方はタックルおすすめまとめも参考にしてください。
函館市内・近郊で駐車場やトイレなどの設備が確認できた釣り場を紹介します。より広いエリアの選び方は釣り場ガイドまとめもあわせてご覧ください。
| 所在地 | 函館市港町地先の人工島 |
|---|---|
| アクセス | 函館駅からバス・徒歩圏内 |
| 駐車場 | 約230台(無料) |
| トイレ | 島内東西2か所 |
| 足場 | 広く整備されており初心者・ファミリー向き |
| 主な魚種 | チカ・イワシ・サバ・アブラコ・ソイ |
| 釣り可否 | 可(開放時間は4〜9月9:00〜20:00・10〜3月9:00〜17:00。作業エリアや係留船に近づかない、花火大会開催時などは規制あり) |
| 所在地 | 函館市入舟町 |
|---|---|
| アクセス | 函館市街地から車で移動可能 |
| 駐車場 | 堤防沿いに広いスペースあり(無料) |
| トイレ | 近くにあり |
| 足場 | 良好。堤防先端部は立入禁止 |
| 主な魚種 | アジ・イワシ・チカ・カレイ・ホッケ・ヤリイカ・ソイ |
| 釣り可否 | 可(無料・24時間利用可。堤防先端部は立入禁止区域あり、現地表示を確認) |
| 所在地 | 住吉漁港から松倉川河口にかけての砂浜 |
|---|---|
| アクセス | 函館駅からバスで約10分「立待新道」下車、函館空港から車で約15分 |
| 駐車場 | あり |
| トイレ | あり(休憩所も併設) |
| 足場 | 砂浜で波打ち際からの投げ釣りが中心 |
| 主な魚種 | ヒラメ・マガレイ・アブラコ |
| 釣り可否 | 可 |
出典:A TOOL OF TROUT ANGLER’S「大森浜」
| 所在地 | 北斗市七重浜 |
|---|---|
| アクセス | JR五稜郭・七重浜駅方面から徒歩圏、函館駅から車で約15〜20分 |
| 駐車場 | 120台(無料) |
| トイレ | 温水シャワー・更衣室とあわせて完備 |
| 足場 | 砂浜。ただし投げ釣りは根掛かりが多いという利用者の声もあり |
| 主な魚種 | カレイ類など(現地の釣具店等で最新の釣果状況を確認するのがおすすめ) |
| 釣り可否 | 可(ただし駐車場・シャワー等の設備は海水浴場としての開設期間=毎年7月中旬〜8月中旬を対象に案内されており、それ以外の時期の稼働状況は北斗市への確認を推奨) |
| 所在地 | 函館市内、亀田川が海に注ぐ河口部 |
|---|---|
| アクセス | 函館市街地からアクセス可能 |
| 駐車場・トイレ | 一次情報で確認できず。周辺のコンビニ等の利用可否も含め現地で確認を |
| 足場 | 河口部の砂利・砂浜。増水時・強風時は注意 |
| 主な魚種 | サクラマス(春、ルアー・メタルジグ中心)・チカ(サビキ) |
| 釣り可否 | 可とみられるが河川区域のため現地の表示・規制に従うこと(要確認) |
亀田川河口はサクラマス狙いのベテランも多いポイントです。サビキでチカを狙うだけなら難易度は低めですが、増水や河口特有の流れがあるため、初めての方はまず緑の島や入舟漁港で釣りに慣れてから訪れるのがおすすめです。
| 時期 | 狙いやすい魚 | 釣り方の目安 |
|---|---|---|
| 4〜5月 | サクラマス | 亀田川河口などでルアー・メタルジグ |
| 6〜8月 | アブラコ・ソイ・カレイ | 探り釣り・投げ釣り |
| 8月下旬〜11月上旬 | マメイカ・アオリイカ | 漁港内の浅場でエギング(適水温の目安16℃以上) |
| 9〜11月 | チカ・イワシ・サバ | サビキ釣りの盛期 |
| 冬季(12〜2月) | ヤリイカ・メバル | 夜釣り中心。防寒対策必須 |
出典:ちかくま/ルアーニュースR「北海道アオリイカエギング」
チカは本州でいうワカサギに似た小型の魚で、北海道の海釣りでは定番のターゲットです。仕掛けはサビキ竿にサビキ仕掛け(針は小さめの3〜5号程度が目安)を使い、コマセ(アミエビなど)を撒きながら足元付近で誘うだけで初心者でも数釣りが期待できます。堤防際で根掛かりが多い場所では、仕掛けを遠くまで飛ばす「飛ばしサビキ」に切り替える方法もあります。盛期は9〜11月とされていますが、時期や状況によって釣果は変わるため、現地の釣具店で最新情報を確認するのが確実です。
道具の基本セットはタックルおすすめまとめでも紹介しています。
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北海道の沿岸はほとんどの海岸線に共同漁業権が設定されています。ホタテ・ウニ・アワビ・ナマコなどを許可なく採ることは、竿釣りの合間であっても密漁・漁業権侵害にあたります。とくにアワビ・ナマコ・シラスウナギは「特定水産動植物」に指定され、無許可の採捕には3年以下の拘禁刑または3,000万円以下の罰金という重い罰則が科されます(水産庁「密漁を許さない」)。ウニ・ホタテなど第一種共同漁業権の対象水産物についても、無許可での採捕は漁業法違反となり100万円以下の罰金の対象となり得ます(刑事事件弁護士コラム)。北海道では地域の漁業協同組合がカニ・ウニ・昆布などを漁業権対象に指定しているケースがあり(yuime.jp「漁業権の範囲」)、竿釣り中心の遊漁であっても、貝類や海藻類には安易に手を出さないことが基本です。禁止エリア全般については釣り禁止まとめも確認してください。
また、堤防の先端部や係留船・漁業作業エリアへの立ち入りは各漁港で個別に禁止されている場合があります。現地の看板・フェンスの表示が最新かつ最優先の情報源です。
函館の冬は日照時間が短く、冬至前後は日の出から日没まで約9時間しかありません。防寒対策をしたうえで、暗くなる前に切り上げる計画を立てましょう。路面や堤防が凍結・積雪する時期は足元が滑りやすいため、滑りにくい靴と十分な照明を用意してください。
足場が高い堤防や波の高い日は、ライフジャケットの着用を徹底してください。ゴミは必ず持ち帰り、仕掛けや糸くずを放置しないこともマナーの基本です。亀田川など河川周辺ではヒグマの目撃情報が出る場合があるため、事前に自治体の注意喚起情報を確認し、獣臭や足跡など異変を感じたらすぐにその場を離れましょう(北海道庁「ヒグマ注意喚起について」)。
駐車場・トイレ・足場が整っている緑の島や入舟漁港がおすすめです。サビキ釣りでチカやイワシを狙う釣り方なら、道具も少なく始めやすいです。
チカ・イワシ・サバ・アブラコ・ソイ・カレイ・ホッケなどが中心です。春はサクラマス、秋はマメイカ・アオリイカのエギングも楽しめます。
可能です。冬季はヤリイカやメバルの夜釣りが盛んですが、日照時間が短く路面凍結もあるため、防寒対策と時間に余裕を持った計画が必須です。