長崎県の平戸市は松浦市と佐世保市が隣接するエリアで、長崎県の中では北西部に位置するエリアになります。平戸市の一部は松浦市と佐世保市に隣接するエリアになっていますが、隣接するエリアもよりも、平戸大橋を渡って行き来が出来る平戸島の方が面積は広く、しかも島の周囲には大小様々な島々が有ります。主な島としては、下枯木島、野島、黒島、平子島、前ノ島、度島、的山大島、生月島、二神島、高島、中ノ島、頭ケ島などが在りますが、生月島や度島、的山大島などは比較的面積が有人の広い島ですが、これ以外の島は小さな無人島や、有人の小島などになります。
佐世保市や松浦市などから車を利用して行き来が出来るのは、平戸島と生月島の2つのみで、これ以外の島は定期船を利用したり、渡船を利用する事で行き来が可能になります。但し、渡船と言っても全ての小島に向かう事が出来るわけではないので、釣りポイントとしては平戸島や生月島などのエリアが中心となっています。海釣りの初心者の人は、最初にどの場所で海釣りを楽しむのかを決める事が大切ですが、釣り場と言うのは安全な場所も有れば、危険な場所も多数あるため、釣り情報を利用して安全な釣りを楽しめる釣り場を探す事が大切です。
初心者は何処で釣りをするのかを決める事が大切ですが、釣り場を決める時に利用出来るのが釣り情報や釣り場情報です。平戸と言う大まかな場所が決まっているので、後は初心者でも安心して釣りが出来る場所を探せば良いのです。探し方のポイントとしては、安全な状態で海釣りを楽しめると言う事からも、初心者と言ったキーワード、そして平戸と言ったキーワードを利用してインターネットを使って調べる事で、初心者向け、家族向けの釣り場を探すことが出来ます。
本土から平戸大橋を渡って国道385号線の分岐点を右側に向かって現れるのが白浜港です。白浜港は護岸や防波堤で海釣りをすることが出来る漁港で、アジ、メバル、カサゴ、メジナ、クロダイ、アイゴ、スズキ、イナダ、シイラ、アオリイカなどの色々な魚を釣ることが出来る釣りポイントになります。港に2つの防波堤が有り、一つは護岸の先に繋がる短い防波堤(港から海を見た時に右側に在る防波堤)と、沖合に伸びる防波堤はTの字型の堤防になります。このTの字型の防波堤が白浜港のメインの釣りポイントであり、秋になると大型の大物が回遊すると言われている人気のポイントになっています。
堤防にはテトラポットなどの障害物が無いので、足場も良く初心者などにも最適な釣り場です。かご釣りやルアー釣りなどでは色々な魚を釣ることが出来ますが、最近はエギングもしくは泳がせ釣りをする事でアオリイカを狙えるなど、防波堤からの釣りを楽しめる場所になっています。また、港の内側部分や、右側に在る短い防波堤ではカサゴやメバルと言った根魚を狙えるポイントが有りますし、夏場は家族連れにもおすすめのサビキ釣りでアジ狙いも可能です。
平戸の中には白浜港、幸ノ浦港、薄香漁港、根獅子港、早福港、宮ノ浦漁港、志々伎港、前津吉港などの漁港が有ります。漁港の中に在る防波堤や護岸などが釣りポイントとなりますが、これらの漁港の防波堤や護岸は足場通いのでファミリーフィッシングでも安心です。幸ノ浦港は島の北東部に位置する漁港で、沖合には「ハゲ島」と呼ばれている無人島が有ります。また、港の中の釣り場は右側に伸びている防波堤で釣りが出来るようになっていますが、外側はテトラポットが敷き詰められているので、内港での釣りかファミリーフィッシングのおすすめです。
幸ノ浦港はL字になっている防波堤が有り、この防波堤での釣りを楽しむことが出来ます。港から防波堤に入ると、外側はテトラポットが敷き詰められていますが、L字に曲がった部分からはテトラポットが無く、正面には「ハゲ島」を望みながらの釣りを楽しめる釣りポイントになっています。尚、テトラポットが敷き詰められている場所はメバルやカサゴなどの根魚を狙えるポイントでもあり、フカセ釣りではメジナを狙える事、秋からはエギングでアオリイカを狙える人気の釣り場になっています。
早福港は平戸島の南西に位置する漁港で、有料の駐車場やトイレなどの施設が在るので家族連れでも安心の釣り場です。メバルやカサゴ、メジナ、クロダイ、アイゴ、アジ、カマス、スズキ、アオリイカと言った具合に色々な魚を狙える釣り場でもあり、右奥に在る大きな防波堤が人気の釣りポイントになります。但し、この場所に行くためには岩場を歩いて行く事になるため、満潮時などは注意が必要です。尚、この漁港は岩礁帯が多い港でもあるため、根魚やメジナなどを狙うことが出来る人気の釣り場になっています。また、夏時期などはアジやイワシなどが港内に回って来るのでサビキ釣りで楽しむ事も出来ます。
ファミリーフィッシングで楽しむ場合は、安全な場所での釣りをするのがポイントとなるため、早福港は内港での釣りがおすすめです。早福港にはトイレや有料の駐車場が完備されているのでファミリーフィッシングでも安心です。また、夏時期は港内に回遊魚が回ってくるので、アミコマセなどを利用してのサビキ釣りでアジやイワシなどの回遊魚を狙えると言う魅力も有ります。
釣り情報は、釣り場の環境や釣れる魚の種類の紹介、釣り場周辺の環境や釣り場の状況などの情報を入手することが出来る便利な情報です。釣りの計画を立てている時など、平戸島の中に在る漁港の何処で釣りをすれば良いのかなど、決めたい時に釣り場の情報を入手する事で、その釣り場で釣ることが出来る魚の種類を知ることが出来ますし、漁港の中に2つ以上の防波堤が在る場合は、何処で釣りをすれば釣果が期待出来るのか、釣りたい魚を釣ることが出来るのかなどを知ることも出来ますし、トイレ、駐車場などの設備の有無などの情報も含まれているので釣りに出掛ける前にチェックをしておけば安心です。
薄香漁港は平戸島の薄香湾に面した漁港で、島の北部に位置しています。港の西側には赤灯台の在る防波堤、東側は小さな防波堤が有ります。この二つの防波堤は海側では近くに位置していますが、それぞれの防波堤に行き来するためには長い距離を歩くことになります。そのため、この漁港で釣りをする場合は、釣り情報を利用して釣りを楽しむ場所を最初に決めておくことがコツでもある釣りポイントなのです。
平戸島には多数の釣りポイントが在りますが、釣りポイントの多くは漁港内に在る防波堤や隣接する地磯などになります。地磯はメジナなどを釣ることが出来る人気の高い釣り場ですが、磯場は滑り易く、足場も悪い事からも初心者などの場合は経験を持つ人と一緒に釣りに出掛ける事で安全な状態での磯釣りを楽しむ事が出来ます。家族連れなどのファミリーフィッシングの場合は、島の南端に位置する志々伎港などがおすすめで、この漁港にはトイレが有りますし、堤防付近に駐車場が在るので、家族連れでも最適ですし、防波堤は足場が良く安全な状態で釣りを楽しめることからも、家族連れなどにもおすすめの釣りポイントと言えます。