周囲に海がない長野県では釣りをする場合には釣り堀や渓流釣りなどをする人が多いです。とはいえ、長野県にはいくつかの釣り場があります。自然の川で泳いでいる魚は身が引き締まっていておいしいです。イワナやヤマメなどは釣りたての新鮮なものをバーべキューなどにして焼いて食べることもでき、アウトドアの楽しみになります。お子さんでも気軽に楽しめるような場所もありますので、機会があればお出かけしてみるのも良いでしょう。
長野県にある初心者向けの釣り場ですと下伊那郡阿智村にあるパークランドがあります。パークランドはオートキャンプ場になっていますが、水道やトイレがしっかりと完備されており、釣り堀や魚のつかみどりをすることもできますのでファミリーや友人同士、カップルでのんびりと楽しめるのがメリットです。すぐそばには温泉などもありますので釣りなどをして楽しんだ後にゆっくりと温泉で疲れを癒すことも可能です。魚釣りの場合、釣った魚は買取して持ち帰ることもできますし、その場で焼いて食べることもできるようになっています。釣れる魚は岩魚やアマゴ、ニジマスなどです。
初心者やお子さんでも楽しめる釣り場といえばオートキャンプ場であるパークランドの釣り堀があります。このパークランドではヤマメやアマゴ、ニジマスなどを釣ることができますが、釣った魚は買い取って持ち帰ったり、その場でバーベキューして食べることができます。魚のつかみどりなどもありますから、お子さんでも楽しみやすいです。
おすすめの釣り場は和知野川上流・浪合川です。下伊那郡阿智村にあるこの川は天然アマゴや放流された稚魚の魚影が濃いのですが、運が良ければ20cmクラスのアマゴを釣ることも可能です。浪合川は解禁されるのが5月4日で、前日の3日には特別解禁釣り大会が開催されますので参加してみるのも面白いでしょう。アマゴの他にはイワナも釣れます。大物はなかなか釣れませんが、これらの川にいる魚たちは美形が多く、身が引き締まっていて味も良質です。和知野川は解禁が2月16日から9月30日までとなっていますが、適期は4月から6月頃です。
おすすめの釣り場はおいしいアマゴやイワナを釣ることができる和知野川上流や浪合川です。大物を釣ることは期待できませんが、中小サイズの美形が釣れます。解禁日は和知野川が2月16日、浪合川は5月4日となっており、浪合川は解禁日の前日である3日には特別解禁釣り大会が開催されますから参加してみるのも楽しいでしょう。
長野県で人気がある釣り場といえば天竜川があります。天竜川は飯田市にあり、鮎やイワナ、アマゴ、ニジマスなどを釣ることができます。特に釣人が毎年楽しみにしているのが6月に解禁となる鮎です。こちらで鮎を釣るためには釣り券を購入する必要があります。釣具店やコンビニエンスストアで販売されており、売り切れてしまうこともありますから早めに購入しておくのが良いです。年券、日釣り券、現場券などがありますが、年券は障害者の方や高校生は半額となります。定期的に鮎や他の魚は放流されますので、いつどの場所に何匹放流されるかなどを前もってチェックしておくと釣果も上がるでしょう。
人気の天竜川では鮎やいわな、アマゴ、ニジマスなどを釣ることができます。特に人気が高いのは鮎で、解禁されてからは遊漁券が完売してしまう日もありますので早めに購入しておくといいです。現場券というのもあり、その場で担当者から購入することもできますが、他の券より少し割高になります。定期的に魚は放流されていますが、人気がある場所ですから早めに出かけるほうがいいです。
渓流釣りといえばイワナやヤマメ、鮎、ニジマスなどを思い浮べますが、長野県にある犀川ではブラウントラウトやイトウなども釣ることもできます。鮎なども良質なものが少なくなく良いのですが、大物狙いの方には犀川は知られているポイントです。場所によっては流れが速く難しい場もありますが、80cm以上もあるトラウトがかかることもありますから楽しみがいがあります。他に釣れる魚はニジマス、信州サーモンなどが多く、ヤマメなどは少なくなってきました。60cm級のニジマスやブラウントラウトなどはポイントさえ見つければ腕次第で釣ることも可能です。
大物狙いの方が好むポイントといえば犀川一帯でしょう。犀川には以前はヤマメ狙いの方が多くいましたが、現在では大物のトラウトやニジマスなどを狙う釣人も増えています。なかなか難しく初心者向けとは言いがたいですが、稀に80cm級のトラウトが釣れることもありますし、場所によっては60cm級のニジマスやブラウントラウトを釣ることもできます。
長野県では鮎を釣る際に鮎の友釣りという方法が用いられることがあります。鮎は自分の縄張りに他の鮎が進入してくると体当たりをして追い払おうとします。友釣りではおとり用のあゆに仕掛けをつけて野鮎がいそうな場所に泳がせ、やってきた鮎が体当たりした所でおとり鮎の尾の部分に仕掛けられている針にひっかかり、釣り上げることができます。釣りやすいのは解禁となってから1週間以内の時期です。コツは最初に弱めのアタリが来ている時に焦って引っ張ってしまわないことです。この時点ではまだおとり鮎に体当たりをしているような段階で、針に少し触れた程度であることが多いです。ここはしっかりと強いアタリが来るまで待ちましょう。
長野県の人気の魚である鮎を釣るためには友釣りという方法がよく用いられます。これはおとりの鮎に縄張りに進入させて追い払おうと体当たりしてきた野鮎をおとりに仕掛けてある針にひっかけて釣り上げるというものです。コツは最初に弱いアタリが来ても焦って引き上げないことです。この時点ではまだしっかりと針には刺さっていませんから強いアタリが来るまで落ち着いて待ちましょう。
長野県の釣り場はいろいろありますが、周囲に海はないため、渓流釣りや釣り堀などをする方が多いです。釣る魚は場所にもよりますが、イワナやニジマス、ヤマメ、アマゴなど食べておいしい魚たちの他、犀川では大物のブラウントラウトやニジマス、イトウなどを釣り上げることもできます。川で釣りをするためには遊漁券というものを購入する必要があり、コンビニエンスストアや釣具店などで販売されています。割引になる場合もありますが、逆に現場で購入する場合、他で購入するよりも高いことが多いので前もって購入しておくほうがいいです。