茨城県の大洗市は、那珂川が北端、鉾田市に隣接するエリアが南端となります。このエリアの中に在る海岸線は、大半が砂浜の海岸線になっており、海岸線には随所にヘッドランドと呼ばれるT字型の防波堤が在り、砂浜からの投げ釣りやヘッドランドからの投げ釣り、ヘッドランド周りのウキ釣りやブッコミ釣り、ルアー釣りなどを楽しむ事が出来るエリアになっています。また、大洗港は北海道の苫小牧を結ぶカーフェリーの発着所でもあり、港の中に在る防波堤や岸壁などで海釣りを楽しむ事が出来ます。
大洗港は北海道の苫小牧を結ぶカーフェリーの発着所で、都心からマイカーやオートバイを利用して苫小牧に向かう時に利用する人が多い港です。尚、この港へのアクセス方法は、東水戸道路の水戸大洗インターチェンジを下りて、国道51号を経由し港方面に向かいます。インターチェンジからは約7.4km(約15分)のアクセスとなっており、港近くには駐車場が在るため、マイカーを利用してのファミリーフィッシングも楽しめます。茨城県の中でも最大級の港であり、近隣にはコンビニエンスストアなどの店舗も在るので、利便性が高い釣り場になっています。
港の中では、アジ、イワシ、マハゼ、シロギス、カマス、スズキ、クロダイ、メジナなどの魚を狙う事が出来ます。尚、港には海岸線からの波を防御する目的で作られた巨大な防波堤が在り、外側はテトラ帯が続いています。この防波堤は、途中から立入禁止になっており、入り口部分にはフェンスが設置されており中に入ることが出来ません。また、先端近くは波をかぶるなどの危険が在るのでこの中に入らないようにすることが大切です。
港は那珂川より北側に位置しており、那珂川河口近くも釣りポイントとして人気が在ります。那珂川は川を渡るとひたちなか市と言うエリアになりますが、河口付近ではセイゴやマゴチ、イシモチ、ヒラメなどを釣ることが出来るおすすめのポイントです。尚、北側の護岸は、ひたりなかふれあい公園が在り、公園内には無料で利用できる駐車場やトイレなどが在るので家族連れでも安心でし、特に公園の前の釣り場は駐車場に近い事からも、釣り人が多くいるエリアになっています。また、海岸線にはヘッドランドが複数設置されており、ここもおすすめの釣りポイントです。
ヘッドランドと言うのは真上から見るとT字型をした小堤防で、T字の上部分にはテトラポットが敷き詰められており、海岸の砂の流出を防止しています。このヘッドランドの上は有数の釣りポイントの1つでもあり、テトラポット周りを狙う事でスズキ、ヒラメ、クロダイなどを釣ることが出来ますし、周辺の海底は砂地になっているのでシロギス、カレイ、メゴチなどのポイントになります。
人気が高いのは、大洗港の岸壁と海岸線に多数在るヘッドランドからの釣り場となります。ヘッドランドは足場に注意をして釣りをする必要が在るので、初心者や家族向きとは言えませんが、ヘッドランド周辺に駐車場が在る場所やトイレなどの施設が在る場所は人気が高く、砂浜からの投げ釣りをするよりもヘッドランドからの投げ釣りの方が遠投をしなくても済むなどのからもシロギスやカレイなどを狙う人を中心に人気が高くなっています。また、テトラポットがヘッドランドの周りを覆っているので、この周辺をルアー釣りで探ることでスズキやヒラメなどを狙えると言う魅力も在り人気が高い釣りポイントになっています。
ヘッドランドは大洗市だけではなく鹿嶋市の海岸線にも多数在り、これらのエリアは鹿島灘の海岸で在ることからも、鹿島灘ヘッドランドと言った呼び名で呼ばれていいます。因みに、砂浜のことをサーフと呼んでおり、釣り情報などを見た時にサーフからの投げ釣りと記載が在る場合は、砂浜から投げ釣りをすると言う事を覚えておくと良いでしょう。
大洗港には海釣りの施設も在るのですが、現在この施設は休園中となっており、隣接する巨大な港でもある大洗港の岸壁などが人気の釣り場になっています。尚、この港の中には立入禁止の防波堤も在りますが、岸壁からのウキ釣り、ヘチ釣り、サビキ釣り、軽く投げる投げ釣り、ブッコミ釣り、ルアー釣りなど、色々な釣り方で海釣りを楽しむ事が出来る魅力を持つ場所が多数在ります。尚、釣れる魚は場所により様々となるので、下調べとして釣り情報や釣果情報を利用して釣りポイントを見つけておくことも大切です。また、回遊魚は釣果をチェックして釣れている時期に釣りに出掛ける事でアジ、イワシ、サバなどの回遊魚を狙えます。
釣果情報は釣り場で今現在何が釣れているのかを調べる時に便利な情報で、港の中では何が一番多く釣れているのか、仕掛けを工夫する事で何を釣ることが出来るのかと言った事も知ることが出来ます。港の中ではマハゼ、メバル、イワシ、カマス、ウミタナゴなどの魚が釣れると言った情報が在る場合でも、釣果情報を見る事で、クロダイや真鯛、スズキ、アオリイカ、アジ、グレなどの魚が釣れている事が解ります。そのため、釣果をチェックして釣りに出掛ける事で、釣果に在る魚を狙えると言うコツに繋がります。
港の中は市場周辺に在る岸壁、沖合に伸びる長い防波堤の付け根部分などで釣りを楽しむ事が出来ます。また、海岸線に在るヘッドランドは周囲を狙う事でクロダイやスズキ、ヒラメなどの魚を狙う事が出来る人気の釣りポイントになっており、どちらもおすすめの釣り場です。尚、家族連れや初心者などが海釣りを楽しむ場合は、足場が良い場所を選ぶ事がコツで、港の中に在る岸壁や防波堤は足場も良くファミリー向きの釣り場になります。港内の海底は砂地で、投げ釣りをすることでカレイ、シロギス、ハゼ、メゴチなど、サビキ釣りはアジやイワシ、サバなどを狙う事が出来るなど、色々な魚を狙える事、色々な釣り方が出来る魅力を持つ釣り場です。
港の海底は砂地であり、根魚の影は薄くなります。これに対し、ヘッドランド周りのテトラポット帯は根魚の隠れ処にもなっているので、メバルやカサゴなどを狙う事が出来ますし、ルアー釣りではスズキやヒラメ、ウキ釣りやブッコミ釣りではクロダイやメジナなどを狙う事が出来るなど、釣り場により、釣れる魚の種類も様々です。釣り情報を利用して、それぞれの釣り場で釣れる魚の種類を知り、釣果情報を利用して現在良く釣れている魚の種類をチェックするのも釣果を上げるコツの一つです。
大洗の釣りポイントは、港の中に岸壁や防波堤からの釣り、海岸線に在るヘッドランドからの釣り、そして那珂川の河口付近の護岸からの釣りなどになります。これらの釣り場では投げ釣りを初め、ウキ釣りやフカセ釣り、サビキ釣り、ブッコミ釣りと言った具合に釣り場毎に色々な釣り方を楽しめると言った魅力が在ります。それぞれの釣り場の情報や現在の釣果を利用する事で、それぞれの釣り場での仕掛けの用意をすることが出来ます。また、初心者や家族連れなどが海釣りを楽しむ場合、足場が良く安全な場所を選ぶ事が大切ですが、釣り情報を活用する事で、それぞれの釣り場が安全な場所なのか否かをチェックする事も出来ます。