大芦川は、栃木県鹿沼市北部に位置する前日光地蔵岳を源流とする川で、足尾山地の地蔵岳を源流とする思川と合流する事で水量を増やし、南端部にある渡良瀬遊水地に流れ込みを持つ利根川と合流し、太平洋側に注がれて行きます。
尚、この川は栃木県鹿沼市における、利根川水系の一級河川であると同時に、思川の支流として知られており、上流部での渓流釣りの人気の川になっています。尚、渓流釣りには禁漁区域や解禁などが在るので事前に調べてから釣りに出掛ける事が大切です。
大芦川は、栃木県の鹿沼市と日光市の境界となる薬師岳近くを水源とする渓流で、ヤマメやイワナなどを釣ることが出来ます。尚、主となる魚はヤマメで、4月から5月にかけて西大芦漁業協同組合により放流が行われており、放流後の釣果は徐々に上がる傾向にあります。
また、上流部に位置する西沢や東側はイワナも狙えるポイントとなっていますが、山奥に位置する釣り場と言う事からも、山歩きのスキルや山の知識が必要になるため、初心者は渓流釣りの経験を持つ人と一緒に出掛ける事が安全でおすすめです。尚、イワナやヤマメは保護が行われている関係上、解禁のシーズンだけの釣になります。
大芦川を管理は、西大芦漁業協同組合が行っており、4月から5月にかけてヤマメの放流を行っています。解禁シーズンのみの釣りとなりますが、解禁日などは毎年変更されることも在るので、釣りに出掛ける時には西大芦漁業協同組合のホームページで確認を行っておく必要が在ります。また、この川は上流部などでイワナを狙える魅力も在りますが、初心者は経験を持つ人と一緒に出掛ける事が大切です。
2015年の大芦川の解禁シーズンは、3月21日より9月19日になっており、期間は毎年変更されることも在るので、その都度漁業組合のホームページや釣り情報を利用して確認が必要です。また、毎年4月から5月にかけてヤマメの放流が行われているのですが、放流後には釣り切られてしまう事も多いので、フライフィッシングなどで楽しむ場合は5月一杯がおすすめです。
尚、上流部には東沢と西沢と言った上級者向けの釣り場も在り、ここではイワナも混じる事からも人気が高くなっています。古峰原街道(国道56号線)沿いには、西沢と東沢が分かれる場所が在り、ここには字穴橋と呼ばれている橋が在り、この橋よりも上流部がおすすめです。
字穴橋より上流部は、西沢と東沢の上級者向けのポイントになりますが、字穴橋周辺はヤマメのポイントでもあり、川幅が比較的広い上、障害物が少ない事からもフライフィッシングを楽しむのは最適な場所になりますし、川の中には適度な落差が在るので、上流からフライを流して狙えるおすすめの釣り場です。また、国道沿いの川となりますが、所々に川に降りられる場所が在るので釣りをする時も便利です。
大芦川の流域は東沢と西沢の二股に分かれていて、西沢は大天狗でも有名な古峯神社、古峰ヶ原高原のハイキングコースが在ります。東沢は、大滝が源流となり、山深いエリアになっており、イワナなどを狙える釣り場としても有名です。
また、下流域は鮎釣りを楽しめるポイントになっており、渓魚も生息する事からも鮎釣りと渓流釣りの両方を楽しめる釣り場になっています。但し、ヤマメと鮎はそれぞれ個別の許可証や遊漁料が必要になりますし、釣り方も異なるので何れかの魚を釣る場合は、それぞれの遊漁料や許可証を貰う事と、釣りのタックルなどを用意する事になります。
渓流釣りの漁期は3月下旬から9月19日まで、鮎釣りは例年6月第4日曜日~10月31日となっており、解禁日が毎年変わる事が有るのでその都度確認を要します。また、漁区は下大久保ダムより上流域となっており、鮎釣りの場合は、下大久保ダムから合流点までと言った違いが有る事からも、西大芦漁業協同組合のホームページや釣り情報で釣り場の確認をしておくと安心です。
渓流釣りを楽しむ場合は、下大久保ダムより上流域、鮎釣りの場合は下大久保ダムから下大久保ダムから合流点までと漁区が定められているので、釣りに出掛ける前にこれらの場所を確認しておくことが大切です。また、東沢は手つかずの自然が豊富に在る沢で、上流域ともなると人を寄せ付けない場所になることからも、経験を持つ人と一緒に出掛ける事や釣り情報を利用して釣り場の確認などをしておくことがポイントとなります。
尚、釣りを楽しむ時にはマナーを守ることで何時までも釣を楽しめる環境として提供して貰う事が出来るためゴミは必ず持ち帰る事や、釣り糸などを釣り場に放置しないと言った事も大切です。
渓流釣りの遊漁料には年間券と日釣券の2つが在り、日釣券の場合、解禁日は2200円、解禁日の翌日からは1700円となります。また、鮎釣りの場合の遊漁料にも年間券と日釣券の2つが在り、日釣券の場合、解禁日は2700円、翌日からは2400円となるのが特徴で、解禁日は多くの釣り人が訪れる事になるので混雑を避けたい人は解禁日の翌日以降がゆっくりと釣りを楽しめるポイントでもあるのです。
渓流釣りの釣り場は下大久保ダムから上流域となりますが、4月の上旬と9月上旬のそれぞれ3日間、渓流特設釣り場と呼ばれる場所での釣りを楽しむ事が出来ます。4月や9月の上旬時期となるので、毎年漁業組合のホームページを利用して情報を入手する事がコツとなりますが、漁区は小川橋から上流域となり、東沢は川橋から馬返しダム、西沢は川橋から下の向ダムまでのエリアで釣りを楽しむ事が出来ます。
尚、渓流特設釣り場での遊漁料は、他の釣り場での遊漁料とは別扱いになるので注意が必要で、3日間共通遊漁料は3000円、2日目以降では2000円になります。
3月下旬~9月19日が解禁となる大芦川は、釣り情報を利用して釣り場の確認や解禁日などの確認を行ってから釣りに出掛ける事がコツです。釣り情報の中には、この川の中で行われる渓流特設釣り場についての紹介も行われており、4月上旬の3日間と9月上旬の3日間は普段釣りが出来ない場所での渓流釣りを楽しめると言った魅力が在ります。
大芦川で渓流釣りが出来る場所は下大久保ダムから上流域となります。上流域は、小川橋から東沢と西沢の2つに分かれますが、4月と9月のそれぞれ上旬時期の3日間だけは渓流特設釣り場が設けられ、東沢は馬返しダムまで、西沢は下の向ダムまでのエリアで渓流釣りを楽しむ事が出来るようになっています。
また、大芦川の渓流釣りにおけるシーズンは解禁となる時のみとなり、3月の下旬頃から9月19日までとなるので、釣り情報を利用して解禁日の確認をしておくと安心です。尚、釣り情報にはヤマメの放流などについての情報も掲載されているので、大芦川での渓流釣りを楽しみたい時などは事前確認がおすすめです。