鬼カサゴ釣り 初心者におすすめやポイントとコツの情報をご紹介!

鬼カサゴ釣り 初心者におすすめやポイントとコツの情報をご紹介!

鬼カサゴはカサゴの仲間では比較的大型の部類でその食味などから人気のある魚です。主に根魚釣りの外道として釣れてくる事が多い魚ですが関東では専門に狙う釣り船も出ています。仕掛けは通常のカサゴ釣り同様の胴突きタイプを使うか鬼カサゴ用の物を使い、使用する餌も同様です。鬼カサゴは英語名を「スコーピオン・フィッシュ」と言い、その名の通り背ビレ、胸ビレ、尻ビレに猛毒を持つ棘がある為釣り上げた後は注意が必要な魚となっています。

初心者は魚の扱いに注意

鬼カサゴは背ビレ、胸ビレ、尻ビレに毒棘がありこれに刺されてしまうと大変な激痛がありますので、うっかりして刺されない様にしましょう。この魚の扱いに慣れないうちは特に注意が必要です。まず危ないのが針を外す時で、手で魚を抑えるなどは厳禁です。口の中に親指を入れて持つ様にすれば安全なので、そうやって持った後針を外す様にしましょう。そして本当に外せなくて困った時は無理せず船長さんにお願いして外してもらった方が無難です。毒の無い他のカサゴやソイなどの根魚と安全な持ち方は一緒なのでまずは毒の無い方で扱いを練習してみても良いかも知れません。

刺されてしまうと激痛で釣りどころではなくなります。タンパク性の毒なので患部を熱する事で拡散は防げますが痛みが消えるわけではありません。ですのでまずは安全な持ち方、扱い方の練習からです。ちなみにこの毒は魚が死んでからも同じですので、調理の際はまず危険なヒレをハサミなどできり落としてから調理すると良いでしょう。

おすすめの仕掛けとは

鬼カサゴ釣りで使う仕掛けは通常のカサゴ狙いと同じ胴突きタイプの物でも良いのですが、鬼カサゴを狙う為の仕掛けもあります。胴突きと片テンビンのハイブリッドとなっていて上部が胴突き一本針、片テンビンからエダスを一本出した計三本の針で狙う物です。鬼カサゴ釣り用に考えられた物なのでこちらがおすすめですが、海底の状況などを見て胴突き仕掛けと使い分けると良いでしょう。ハリスは6~7号、餌はサバの切り身やカツオのハラスを使いますが、小魚や小さいイカなども好むのでそういうところを中心に数種類用意しておくと良いかと思います。

カサゴと比べて根掛かりの少ないポイントでの釣りになるのでこういった片テンビンを利用した仕掛けでも通用しますが、このタイプは岩礁帯では根掛かりをする為の様な物なのでとても使えません。ですので少し根がキツイと感じたら胴突きに切り替えましょう。根掛かりを怖れていては釣りはできませんが、根掛かりばかりでも釣りになりません。

カサゴの仲間では一番人気

鬼カサゴ釣りは専門の船が出ている程でカサゴの仲間では人気№1と言えます。カサゴの仲間は多く、本家のカサゴを初め数十種類いますが、それぞれ専門に狙うという事は無いわけでは無いのですが数は少なくまた他の魚と一括りにされる事も多い様です。鬼カサゴ釣りの人気の理由は釣り味もさることながらその食味にあります。白身魚の中でも市場価値は最高級に分類され刺身はもちろん煮つけ、揚げ物、蒸し物、焼き物と何をしても極上の味わいで鍋などは特に最高です。危険な魚程美味しいとはよく言ったもので、鬼カサゴにも当てはまります。

関東の方ではカサゴ釣りと言えばこの鬼カサゴ釣りを指す場合もある様です。本家のカサゴよりもこちらの方がメジャーだという事が分かります。数多いカサゴの仲間で専門に狙われているのはこの鬼カサゴくらいなもので他の魚はうれしい外道の様な位置づけです。ちなみに瀬戸内海の方ではカサゴ釣りと言えば本家のカサゴ狙いです。

カサゴとはポイントが違う

多くのカサゴの仲間は根のキツイ岩礁帯に好んで住んでいるのに対して根と根の間や砂底地に好んで住んでいます。このポイントの違いが前述の様な仕掛けが使える理由となっています。本家のカサゴを狙える様な場所にはあまり住んでいないという事になり、この事も鬼カサゴは専門に狙う事にも関係しているのかも知れません。根掛かりの少ない根の緩い場所を攻めるとは言え潮が流れれば船も流れます。船が流れればポイントも移動していくので根のキツイ地点に入る事があるので底ダチはマメに取り直さないとすぐに根掛かりしてしまうので注意しましょう。

鬼カサゴと他のカサゴ類は住処が多少違っても船の移動などにより外道として釣れてくるので意外と近くには住んでいるのかも知れません。その他の外道としてアラなどが挙げられますが、厄介な事に鬼カサゴの好む場所はフグやウマヅラなど餌取り名人と言われる魚も多い所でもあるので餌のチェックもマメに行う様にしましょう。

鬼カサゴ釣りのコツとは

鬼カサゴは動く物に鋭く反応する魚です。ですのでこの魚を釣る為のコツはとにかく誘い続け餌を動かす事です。誘いの基本は仕掛けを魚から見える位置を保つ事です。鬼カサゴは(他の根魚もですが)目が上を向いていて上から落ちて来る獲物に反応します。要するに底に付いている餌は見えていません。根魚だからといって底べったりでは魚からは見えないのでその事を意識する様にしましょう。その事を踏まえて仕掛けは浮き気味にし、ゆっくり大きく竿を立てまたゆっくり下ろしていくというのが基本の誘いとなり、細かく誘う場合でも同じ様にゆっくりと行います。

鬼カサゴ釣りではとにかく誘い続ける事が大事です。これは他の多くの釣りにも共通している事です。魚からよく見える様にイメージし、ゆっくりと誘ってみましょう。鬼カサゴ釣りに限らず、きちんと誘う、こまめに底ダチを取る、餌のチェックを怠らない、これが多くの釣りにも通じる基本であり、釣果を出す為のコツでもあります。

まとめ

鬼カサゴは危険な魚ながら人気もある魚です。数多いカサゴの仲間の中では一番人気で釣って面白く食べては絶品という釣り、食両面でその人気を支えています。総じてカサゴの仲間は食味が良く市場での評価も高い高級魚揃いなのですが鬼カサゴはその一段上にランクされます。その釣り方は本家のカサゴ類よりも根がきつく無い所を住処としている為専用の仕掛けを使って狙い、動く物に鋭く反応するという習性から常に誘い続けるという動の釣りとなります。釣り上げてからはうっかり毒棘に刺されない様に慎重に魚を扱って、もし自信が無ければ無理せず助けてもらいましょう。