佐久島の釣り場ガイド|渡船運賃と禁止事項・ポイント

佐久島の釣り場ガイド|渡船運賃と禁止事項・ポイント

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佐久島(さくしま)は愛知県西尾市一色町に属する三河湾の離島で、近隣の日間賀島・篠島とあわせて紹介されることが多い島です。本土側の一色港(西尾市営渡船のりば)から市営渡船で渡る島で、東港・西港を中心に複数の堤防で釣りができますが、渡船が発着する港周辺は投げ釣りが禁止されており、大島にある釣り施設(大島釣りセンター)は桟橋の老朽化により現在立入禁止です。この記事は西尾市佐久島振興課が発信する「佐久島公式ホームページ」と、渡船・採捕ルールについては西尾市・愛知県の公式ページを一次資料として、2026年9月26日時点で確認できる内容だけをもとに構成しています。

項目 内容
所在地 愛知県西尾市一色町佐久島(三河湾)
渡船のりば 一色港(愛称:一色さかな広場 佐久島行船のりば)
渡船時間 一色港から佐久島西港まで約20分、東港まで約25分
渡船運賃(片道) 大人(中学生以上)1,000円・小児(小学生)500円 ※2026年10月1日改定(9月30日まで830円・420円)。公式サイトの渡船情報ページ(2026年10月15日確認)では、未就学児は大人1名につき1名無料、団体割引(15名以上、大人のみ適用)・障害者割引もあるとされています
渡船本数 1日7往復(一色港発 6:30〜17:50、佐久島発 東港7:00〜18:20・西港7:07〜18:27)
車の乗り入れ 不可(カーフェリーではない)
島内移動 バス・タクシーなし。徒歩またはレンタサイクル。東港〜西港は約2km(徒歩約30分)
主な釣り場 西港A・B・C、大浦海水浴場、大島釣りセンター(現在立入禁止)、東渡船場、入ヶ浦(沖堤・高の堤防)、さざなみ下堤防、弁天さんの堤防
主な禁止事項 港周辺での投げ釣り禁止/大島釣りセンター桟橋への立入禁止/キャンプ・野営禁止/指定場所以外での火気使用禁止
情報確認日 2026年9月26日(渡船運賃・割引は2026年10月15日に再確認)

主な釣り場と現況

佐久島公式ホームページの「ここで釣ろう!」では、島内の釣りエリアが10か所、番号付きで紹介されています。いずれも足場は堤防で、渡船が発着する港(東港・西港)周辺と、入ヶ浦・弁天さんの堤防など島の東西に分かれています。

釣りエリア 主な対象魚(公式サイト表記)
①西港/A(渡船場の堤防) セイゴ、アジ、メバル、カサゴなど
②西港/B(中の堤防) メバル、トラワガ(タケノコメバル)、カサゴなど
③西港/C(への字堤防) いろいろな魚種が釣れる
④大浦海水浴場(堤防) クロダイ、メバル
⑤大島釣りセンター アジ、サバ、クロダイ、アイナメ ※現在立入禁止
⑥東渡船場 カサゴ、アジ、セイゴ、メバル
⑦入ヶ浦/沖堤 メバル、クロダイ
⑧入ヶ浦南/高の堤防 メバル、アジ、カサゴ、サバ
⑨さざなみ下堤防(新堤) メバル、アジ、カサゴ
⑩弁天さんの堤防 メバル、アイナメ、アオリイカ

このうち⑤大島釣りセンター(佐久島海釣りセンターとも表記)は、大島から沖に突き出した桟橋の釣り施設でしたが、公式サイトによると「令和元年度に桟橋の危険度・老朽化調査の結果、危険と判断したため、当面の間、使用中止」とされ、「改修工事の予定も含め、再度、利用が出来る見込みも未定」と案内されています。現在は立入禁止のため訪問しても釣りはできません。

禁止事項・採捕規制

佐久島公式ホームページ「佐久島の海釣り」ページには、次の3点が明記されています(原文引用)。

  • 「港周辺での『投げ釣り禁止』にご協力ください。※船の往来があり、投げ釣りは危険なため禁止しております。」
  • 「大島にある海釣りセンター桟橋は、現在利用できません。」(上記のとおり老朽化により使用中止)
  • 「堤防から 万一の落水に備えて ライフジャケットの着用をお願いします。」

つまり渡船が発着する東港・西港の周辺では、時間帯にかかわらず仕掛けを遠投する投げ釣りをせず、足元を狙うサビキ釣りや胴突き仕掛けなど投げ釣り以外の釣り方を選んでください。

島内でのキャンプ・野営は「島内ではキャンプ・野営は禁止されています」、バーベキューも「佐久島クラインガルテン内のバーベキュー場やバーベキュー設備のある店舗」以外では「火を使うことを禁じられているため、できません」と、佐久島公式サイトのQ&Aページに明記されています。堤防での焚き火・コンロ使用は避けてください。

貝類の採捕については、愛知県公式サイト「遊漁に関するルール」(愛知県漁業調整規則にもとづく、2023年9月1日更新)によると、アサリは殻長2.5cm以下の採捕が禁止されているほか、「なまこ」「あわび」「しらすうなぎ(体長13cm以下のうなぎ)」は特定水産動植物に指定され原則採捕禁止です。また一般の遊漁者が海面で使える漁具・漁法は、竿釣・手釣、投網、四つ手網(3m平方未満)、たも網(火光利用を除く)、動力を利用しない瀬干漁法、やす及びは具(まんがを除く)、徒手採捕(つかみどり)に限られると定められています。漁業権が設定された水域で貝や海藻をとると漁業権侵害に問われる場合があるとも案内されており、島内で見かける養殖施設や区画の近くでの採捕は避けるべきです。佐久島の大浦海水浴場では例年3月中旬〜6月上旬ごろに観光潮干狩りが行われてきましたが、佐久島公式サイトによると「現在、佐久島で観光潮干狩りは開催しておりません」とのことです(2026年9月26日確認)。

狙える魚と時期

佐久島公式ホームページ「佐久島釣り春秋」の一覧をもとに、主な対象魚と時期・釣り方をまとめました。号数やエサは同サイトが示す目安で、季節や潮・天候で調整が必要です。

魚種 時期の目安 釣り方・仕掛け エサ
アジ・サバ 5月中旬〜10月(サバの大物は6〜8月) サビキ釣り。竿は西港7〜8m、入ヶ浦・海水浴場8m(のべ竿)。サビキ針は6〜7月が5〜6号、9〜10月が7〜8(9)号 アミエビ
メバル(春メバル) 11月中旬〜6月(美味は11〜12月と4月) 胴突き仕掛け。針9〜10号、ハリス0.8〜1号。ルアー釣りも可 イシゴカイ・アオイソメ
カサゴ メバルとほぼ同時期(冬は12月上旬〜2月) 胴突き仕掛け(メバルと同仕様) イシゴカイ・アオイソメ
クロダイ 6月〜10月(美味は8〜10月) コマセ+リール+誘導ウキ。針7〜8号、ハリス12号 オキアミ(Lサイズ)、カラス貝、イワイソメ、ゼンボ(フジツボ)
アイナメ 6〜7月、11〜12月 リール(3.6〜4.8m)。弁天さん堤防・入ヶ浦(沖堤)・海釣りセンター(立入禁止)で狙える イワイソメ
クジメ 6〜7月、11〜12月 リール(3.6〜4.8m)。全堤防(海水浴場でもよく釣れる) イシゴカイ、アオイソメ、イワイソメ
キス 5月〜7月 投げ釣りが基本、胴突き仕掛け -(公式サイトの表に記載なし)
アオリイカ 春5月〜7月、秋9月中旬〜10月 エギング(ルアー釣り) –

キスは「投げ釣りが基本」と公式サイトに記載があり、公式「佐久島釣り春秋」もキスの場所として入ヶ浦(高)・海水浴場とあわせて西港を挙げています。ただし前述のとおり渡船が発着する港周辺(西港を含む)は時間帯にかかわらず投げ釣りが禁止されているため、西港で狙う場合は投げ釣りをせず、足元を狙う胴突き仕掛けなどに切り替えてください。なお公式サイトは、イシダイについて「堤防では釣れない」とも明記しています。

アクセス(一色港・市営渡船)と島内移動

佐久島へは、本土側の一色港(愛称:一色さかな広場 佐久島行船のりば)から西尾市営渡船に乗船します。佐久島公式サイトのQ&Aによると「佐久島へ行くには、佐久島行船のりばから西尾市営渡船に乗船します。カーフェリーではないので、車で渡ることはできません」とのことで、自家用車を島に持ち込むことはできません。

渡船時刻は、一色港発が6:30・7:40・9:30・11:30・13:40・15:50・17:50の1日7便、佐久島発は東港が7:00・8:30・10:10・12:30・14:50・17:15・18:20、西港が7:07・8:37・10:17・12:37・14:57・17:22・18:27の1日7便です(佐久島公式サイト掲載の時刻表による。荒天時は欠航・時刻変更あり)。渡船運賃は2026年10月1日に改定されました。片道は大人(中学生以上)1,000円・小児(小学生)500円、往復は大人2,000円です(9月30日までは片道大人830円・小児420円。佐久島公式サイトの改定運賃表PDFによる)。公式サイトの「アクセス 渡船情報」ページ(2026年10月15日確認)にも片道大人1,000円・小児500円と掲載されており、未就学児は大人1名につき1名無料、団体割引(15名以上、大人のみ適用)や障害者割引もあるとされています。割引の詳しい条件は乗船時にのりばでご確認ください。乗船予約はできず、出港時刻までに乗船券を購入して並ぶ形式で、定員(約100名)を超える場合は臨時便が出ます。ペットは基本的に乗船できませんが、ケージに入っていれば乗船可能です。一色港側の駐車場は一色さかな広場と共同で無料利用できます。

島内にはバス・タクシーがなく、移動は徒歩かレンタサイクルが基本です(レンタサイクルは東西の各地区で利用可)。東港〜西港間は約2kmで、徒歩30分程度。徒歩での島一周は半日ほど、自転車なら2時間ほどが目安と公式サイトのQ&Aに案内されています。島内にコンビニ・スーパー・薬局はなく、個人商店があるのみのため、飲食物やエサ・仕掛けは事前に用意しておくと安心です。

タックル・仕掛け

上の「狙える魚と時期」の表のとおり、佐久島の堤防釣りはサビキ釣りと胴突き仕掛けが中心です。アジ・サバ狙いのサビキ釣りは、竿は西港で7〜8m、入ヶ浦・海水浴場で8mののべ竿が使いやすいとされ、サビキ針は季節で5〜8号を使い分けます。メバル・カサゴ狙いの胴突き仕掛けは針9〜10号・ハリス0.8〜1号が目安です。クロダイはコマセとリール・誘導ウキを使ったウキフカセに近い釣り方で、針7〜8号・ハリス12号が目安とされています。いずれも佐久島公式サイトが示す目安のため、当日の潮・風・水深に応じて号数やオモリは調整してください。メバルの仕掛けについては『メバルの仕掛け|釣り方別の号数まとめ』で詳しく解説しています。

安全とマナー

  • 渡船が発着する港周辺(東港・西港)では投げ釣りが禁止されています。仕掛けを遠くへ飛ばす釣りは避け、足元を狙う釣りにしましょう。
  • 佐久島公式サイトは「堤防から 万一の落水に備えて ライフジャケットの着用をお願いします」と案内しています。
  • 大島釣りセンター(佐久島海釣りセンター)の桟橋は老朽化により立入禁止です。柵やロープがある場合は越えないでください。
  • 島内でのキャンプ・野営、指定場所以外での火気使用(バーベキュー等)は禁止されています。
  • アサリは殻長2.5cm以下の採捕が禁止、なまこ・あわび・しらすうなぎは原則採捕禁止です。持ち帰る前にサイズを確認してください。
  • 島内にコンビニ・スーパー・薬局はありません。飲料・食事・エサ・仕掛けは事前に準備し、ゴミは持ち帰りましょう。

よくある質問(FAQ)

佐久島へ車で渡れますか?
渡れません。佐久島公式サイトのQ&Aに「西尾市営渡船に乗船します。カーフェリーではないので、車で渡ることはできません」と明記されています。一色港側の駐車場(無料)に車を置いて渡船に乗ります。

一色港から佐久島までどれくらいかかりますか?
佐久島公式サイトによると、西港まで約20分、東港まで約25分です。天候によっては揺れたりデッキで波をかぶることがあるとの案内もあります。

佐久島海釣りセンター(大島釣りセンター)で釣りはできますか?
できません。桟橋の老朽化調査の結果、危険と判断され当面の間使用中止となっており、改修や再開の見込みも未定と公式サイトに案内されています(2026年9月26日確認)。

潮干狩りは今できますか?
佐久島公式サイトによると、大浦海水浴場で例年3月中旬〜6月上旬ごろに観光潮干狩りが行われてきましたが、「現在、佐久島で観光潮干狩りは開催しておりません」とのことです。愛知県公式サイト「遊漁に関するルール」には「その漁業権が設定されている水域で、漁業権の内容となっている貝や海藻等をとると漁業権侵害に問われることがあります」と明記されており、佐久島周辺の海域にアサリの漁業権が設定されているかどうかは今回の確認範囲では特定できませんでした。観光潮干狩りが開催されていない現在、個人でのアサリ採取は漁業権侵害に問われるおそれがあるため控えるのが無難です。アサリは殻長2.5cm以下の採捕がそもそも禁止されている点もあわせてご注意ください。

島内で釣具やエサは買えますか?
佐久島公式サイトのQ&Aでは「コンビニもスーパーも、薬局(ドラッグストア)もありません。東西の各地区に個人商店があります」とされていますが、釣具・エサを扱う店の有無は今回の確認範囲では明記が見つかりませんでした。念のため一色港側で仕掛けやエサを用意してから渡ることをおすすめします。

出典一覧

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