釣りにはいろんな釣り方がありますが、その中でもスロージギングという方法は最近とても人気となっているもので、一般的なジギングとは違って力を必要としませんので、ジギングでは釣れなかった魚も釣れたりします。この釣り方は普段からえさで釣りを楽しんでいる方にもオススメできます。ライトアジやライトマルイカなどタックルの流用もできるのが人気となっている理由でもあります。ここ最近のブームにのり、スロージギングをできる船宿も増えてきていますのでますます楽しみな釣り方です。
釣りの初心者の方がスロージギングを始めようとした時にどういうものを用意したらいいのかと悩んでしまうことがあるでしょう。そういう場合、竿は価格は専用のものを用意します。専用のものであっても安めのものは販売されています。そしてリールはギア比が高いパワーのあるものが良いです。そしてジグはスロージギング専用のものを選びます。最初の頃は100gから130gまでのものを選ぶようにすると疲れずに使いやすいです。サイズに関しては何種類か用意しておいたほうが無難です。必ずジグの上と下に取り付けるようにしましょう。
初心者の場合、どうしても難しく考えがちですが、特別難しく考える必要は実はないのです。竿は選ぶものによって釣果がかなり左右されますのでとても重要ですが、竿の反発でしっかりとジグを持ち上げた上で落とし込みをすることで魚を高確率で釣ることができるようになります。そしてジグを持ち上げるためにはリールの巻きも大切です。大きな魚でもゲットできるようなパワーがあれば上々です。
初心者におすすめの釣り方について覚えておきましょう。まず使うのはハンドル1回転につき80cm巻き取れるタイプのリールです。これで3分の1ずつ回転させ、巻き取ります。この時のポイントはジグを持ち上げてフォールしている時に絶対に糸を巻き取らないことです。これは簡単に言うと、フォールでジグをアクションさせることによって魚に食べさせるということです。この方法は慣れるまでは難しく感じるかもしれませんが、何度も繰り返し行なううちに体で覚えられるようになります。慣れてきたら少しアレンジを加えることもできます。
おすすめの釣り方は基本的なやり方ではありますが、なかなか理解しにくい場合は経験者に教えてもらうのがベストです。またタックルバランスによって釣りの成果が変わってくるのがスロージギングですから、釣具屋さんでも経験者の方でもいいので、バランスの良いタックルをそろえることから始めましょう。そうした上で、フォールでジグをアクションさせるという方法を実践してみるといいです。
釣りでは一般的にジギングという方法で釣りますが、最近スロージギングが人気となっているのは釣るターゲットが特に決められていないので、どんな魚がかかるかわからないという楽しみがあるという点がまずあげられます。ジギングの場合、今日はこの魚を狙うと決めて行いますからこの点で大きな違いがあります。特に秋はベイトと呼ばれる魚のえさとなっている小魚達が豊富になって沿岸域まできますから、そのベイトにつられてやってきた高級魚などを釣ることができたりもします。どんな魚を釣れるかというワクワク感が一番の魅力だといえるでしょう。
スロージギングが人気となっているのはジギングとは違ってどんな魚を釣ることができるかわからないワクワク感があることです。その時にその場にいる魚を釣ることになりますから、場合によってはめったに釣ることがない高級な魚も釣ることができたりもします。スロージギング専用のタックルを使えば、より快適に釣りを楽しめます。
スロージギングをする上でのポイントを知っておくことで、初心者でも釣りやすくなります。いくらスローという名前がついていてもジグをゆっくりと動かしていてはいけません。どういう場合でもジグにおけるしゃくりはサッと素早く竿の先を上げましょう。スローというのはゆっくり動かすという意味ではなく、魚にジグをよく見せるという方法です。さっと上がったジグがひらひらと落ちてくるようなイメージを浮かべてみるとわかりやすいのではないでしょうか。この動きが魚の食いつきをよくするためのポイントなのです。そのためには専用ジグを使いましょう。
ポイントはとにかく魚の食い気をそそるという点にあります。そのために必要なのがジグの操り方です。スローという言葉そのままにゆっくりと動かすのではなく、サッと上げてあとはひらりと落ちてくるように自然に任せるというやり方がポイントになります。ジグは専用のものを使い、特にセンターバランスが幅広いものを選ぶと良いです。
コツはとにかくジャークをしっかりとマスターしておくということです。ジャークにはいくつかの方法がありますが、スロージギングの場合はショートジャークを特にこなせるようにしておきましょう。ショートジャークは竿を上下する1回の幅を小さくして魚を誘うという方法です。ここにアレンジを加え、リールの巻き幅も小さくしてストップのタイミングを入れます。そして意外と気にしてない人が多いのがアシストフックです。アシストフックは基本的にはジグの横サイズよりも少し大きいものを使用します。スロージギングの場合は#3くらいのサイズがぴったりです。
コツを覚えて釣りをより楽しみましょう。この釣り方法の場合、ショートジャークをアレンジしたやり方がオススメです。竿を上下に動かす幅を小さくし、リールの巻き幅も小さくしましょう。そこでストップのタイミングも見計らっておきます。そして大事なのがアシストフックの存在です。アシストフックは#3あたりを使用すると、ジグとからまることなく、バイトしてきた時にフックアップする確率が高くなります。
スロージギングは初心者でも女性でも力を使わずに釣ることができるので、一般的なジギングよりもやりやすい方法です。最近ではこの釣り方がとても人気となっていますが、その理由にはどういう魚が釣れるかわからないというドキドキ感がずっと保てるということと釣果が非常に大きいということがあります。秋頃になると豊富なえさを求めて、いろんな魚が沿岸海域まで集まってきますので、さらに釣果は上がります。よく見かける魚はもちろん、めったに見かけることがない高級魚まで釣るチャンスが巡ってきます。専用の道具もピンからキリまでの価格でありますので、まずはそろえて楽しみましょう。