タナゴはコイ科の淡水魚で、種類により生息する場所が異なるのでタナゴ釣りをする時は場所を選ぶ事が大切です。タナゴには流速が在る河川を好む種類もいれば、「ホソ」と呼ばれる川の支流や用水路と言った細い流れが在る所を好む種類もいます。タイリクバラタナゴやオオタナゴと言った種類は、平らな形をしている魚で、流れが速い所が苦手な種類で、流れが緩やかな止水域の湖や沼、用水路などに生息しており、大小様々な群れを作り行動しているのが特徴です。
大きな湖と言うのは、大小様々な流入河川が在る事からも、タナゴの住処になっている事が多く、流れ込みに近い止水域などではオオタナゴのポイントになります。一方、川幅の広い河川と言うのは、適度な流れが在る事、そして水質が良好などの理由からも、タイリクバラタナゴ、ヤリタナゴ、カネヒラと言った多種のタナゴが生息しており、色々な種類のタナゴ釣りを楽しめます。用水路などは土手下や田畑の中などにある流れが緩やかな所でタナゴ釣りをしていると、同じような所に生息するクチボソや小ブナなども釣れることが多いのが特徴です。
タナゴ釣り初心者の人はタナゴがどのような所に生息しているのかを覚える事が大切です。タナゴと言っても幾つかの種類が有る事、流れが速い川を好む種類もいれば、逆に緩やかな流れを好む種類もいます。オオタナゴは止水域、用水路などに生息しており、タイリクバラタナゴ、ヤリタナゴ、カネヒラなどは適度な流速が在る河川に生息しているのが特徴です。
タナゴは日中の大半は川の中に在る隠れる場所に生息しているのが特徴で、このような時は川岸を狙うのがおすすめです。しかし、朝マヅメとなる時間帯でもある、空が白くなり太陽が顔を出すまでの時間帯などは物陰や障害物などから離れて平場に出てくるので、川の中央などがタナゴ釣りのポイントになって来ます。川岸などでは川岸に沿って仕掛けを落としてアタリを待ちますが、川岸を探りながら丹念に仕掛けを入れていくのがポイントです。また、朝マヅメとなる時間帯などではウキ釣りなどで川の中央に集まる群れを釣る方法がおすすめです。
朝マヅメは空がうっすらと明るくなり白くなる頃から太陽が顔を出すまでの時間帯で、この時間帯はタナゴの活性が高まる時間帯です。普段は、川岸などの障害物や隠れる場所に潜んでいるので、時間帯により探り方が異なるのが特徴で、朝マヅメの時間帯は川の中央などの群れを狙い、それ以外の時間帯は川岸に探りを入れながら仕掛けを入れてアタリを待つ釣り方がおすすめです。
タナゴの生息地や時間帯による生息場所の違いを覚える事で釣果も期待が出て来ます。また、タナゴは種類により流速の在る川を好むものと、緩やかな流れや湖や沼などの止水域を好む種類などが有るので、釣りに出掛ける時は釣り場に応じた仕掛けや釣竿などの準備が必要になります。尚、タナゴと言うのは10㎝前後の小型の魚ですが、止水域や用水路などに生息しているオオタナゴは10㎝以上のサイズになる大型種でもあり、タナゴ釣りの中では大きな引きを楽しめると言う魅力を持つタナゴ種です。そのため、タナゴ釣りの中でもオオタナゴは人気が在る事、そして釣り場としては沼や湖などの止水域や用水路などの釣り場に人気が集まっています。
日中と早朝とではタナゴの生息地が異なります。そのため、タナゴ釣りは時間帯などに応じてポイントを変える事が大切です。また、オオタナゴは体長が10㎝以上のサイズに成長する大型種でもあり、沼や湖などの止水域や用水路などで釣ることが出来ますし、サイズが大きくなるため引きが強いと言った魅力が在ることからも人気が在ります。
タナゴ釣りの釣り場所選びは、タナゴの種類選びにも繋がります。流速が在る川と止水域などの流れが少ない所、用水路など釣り場が異なる事でタナゴの種類も変わります。因みに、国内に生息するタナゴの種類と言うのは16種類だと言われているのですが、イタセンパラ、スイゲンゼニタナゴと言った種類は捕獲する事や飼育が禁止されており、ミヤコタナゴにおいては天然記念物に指定されているタナゴ種です。尚、初心者でも比較的釣りやすいと言われているのがオオタナゴで、体長は他の種類よりも大きくなるのでハリにかかった時の引きが強いと言う魅力が在ります。
オオタナゴは流れが少ない所に生息しているタナゴで、日中は川岸などにある障害物などに隠れているので、釣りをする時は川岸を狙うのがポイントです。また、早朝にかけては活性が高くなるので、隠れている場所から出て来て群れをなした状態で、川の中央などで泳ぎ回りエサを捕食するので、時間帯によりポイントが異なるのが特徴です。
時間帯により生息する場所が変わるのが特徴のタナゴは、釣り場を選ぶ場合には川岸などを見て隠れる場所が多く在るポイントを選ぶのがコツです。川岸に草が生えていて水面が隠れるような所はタナゴの隠れ処になっているケースが多く、川岸にゆっくりと仕掛けを落とすことで釣ることが出来ます。また、流速を嫌うタナゴなどの場合は、川の中でも流れが無い所や緩やかな流れの中などに生息している事が多く、このようなポイントに仕掛けを入れる事で釣ることが出来ます。尚、大きな湖などには流入河川が在るのでタナゴの生息地になっているポイントも多く在り、流れ込みが近い止水域ではオオタナゴを釣る事が出来ます。
釣場の探し方のコツはタナゴの生態を覚えておくことで探すことが出来ます。例えば、オオタナゴは止水域や用水路などの流速が少ない所に生息しており、川岸などに隠れる障害物が在るところ、川岸に生えている草が水面を隠しているような所などに仕掛けを落とすことで釣ることが出来ます。但し、タナゴは早朝などの時間帯は活性が高くなるので、このような時間帯は川の中央などに泳ぎ回るタナゴ釣りが出来ます。
タナゴにはタイリクバラタナゴ、オオタナゴ、ヤリタナゴ、カネヒラなどの種類が有り、国内には16種が生息していると言われていますが、タナゴの釣りの対象となるのはこれらのタナゴ種で、種類が異なる事で生息場所が異なるのが特徴です。尚、オオタナゴと言うのは他のタナゴよりもサイズが大きくなるのが特徴で、ハリがかかった時の引きが強いので人気が在る種類です。湖や沼などの止水域、大きな湖などの河川からの流れ込み近くに生息しています。また、普段は用水路などの川岸に在る障害物の中などに隠れており、早朝になると群れを作って川の中を泳ぎ回る習性が在ります。