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鳥取県は日本海に面し、鳥取市を中心に投げ釣り・サビキ釣り・エギングが楽しめるポイントが点在しています。ただし鳥取県は公式サイトで「県内の漁港は、原則、関係者以外立ち入り禁止です」と明記しており、漁港・港湾では現地の看板・立入区分に従う必要があります。この記事では鳥取市周辺の代表的な釣りスポットを、鳥取県公式サイトや現地の観光サイトなど一次資料で確認できた内容に絞って紹介します。確認できなかった点は「確認できていない」と明記しています。
| スポット | エリア | 主な釣り方 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 白兎海岸 | 鳥取市白兎 | 投げ釣り | 道の駅隣接・海水浴場(2026年海開き7/11〜8/16) |
| 鳥取港(賀露港) | 鳥取市賀露町 | 投げ釣り・ウキ釣り | 千代川河口の大規模な港。漁港区域は立入禁止に注意 |
| 夏泊漁港 | 鳥取市青谷町 | 海釣り(遊漁船あり) | 定置網漁の漁港。「伝えたいふるさと鳥取の景観100景」に選出 |
鳥取県公式サイト(水産振興課「遊漁者へのお願い」)には、次のように明記されています。
「県内の漁港は、原則、関係者以外立ち入り禁止です。」「岩場や砂浜など釣りが認められている場所で釣りをされる場合は、次のマナーを守ってください。救命道具を着用しましょう。釣り場のゴミは必ず持ち帰りましょう。釣り禁止・立入禁止場所には立ち入ってはいけません。車は決められた場所に停めてください。トイレ以外では用を足さないようにしましょう。」
つまり県の説明では、釣りが前提として認められているのは岩場や砂浜であり、漁港(防波堤・岸壁など漁業活動のための施設)は「原則、関係者以外立ち入り禁止」という位置づけです。この記事で紹介する鳥取港(賀露港)・夏泊漁港はいずれも漁港区域を含むため、現地の「関係者以外立入禁止」「釣り禁止」の掲示があればそれに従い、掲示が無い場所でも港湾・漁業関係者の作業の妨げにならないようにする必要があります。白兎海岸は海水浴場を含む砂浜・岩場のため、この原則における「釣りが認められている場所」に該当すると考えられます。
また、遊漁者(レジャーで釣りをする人)が使える漁具・漁法は、鳥取県漁業調整規則第46条により「竿釣及び手釣」「たも網及びさ手網」「投網」「やす及びは具」「徒手採捕」に限られています。県公式サイトの解説では、これ以外の漁法として「禁止漁法の例」にひき縄釣り(トローリング)・はえ縄・アクアラング(簡易潜水器)が挙げられています。
白兎海岸は「因幡の白うさぎ」の神話で知られる海岸で、鳥取市観光サイト(公式)によると2026年の海開き期間は7月11日(土)〜8月16日(日)の9:00〜16:00です。駐車場は約20台・1,000円、トイレは道の駅を利用でき、シャワーが1箇所300円で使えます。
砂浜が中心のため、一般に砂浜の投げ釣りで対象になるシロギスやカレイが狙いになります(白兎海岸での釣果を示す公的資料は本記事では確認できていません)。県公式サイトの原則に照らすと、砂浜は「釣りが認められている場所」に当たると考えられますが、海水浴シーズン中は遊泳エリアと重ならないよう配慮してください。なお、アワビ・サザエ・タコ・ウニ・ナマコ・ワカメなど鳥取県の漁業権対象になっている魚介類(鳥取県公式サイトによる)は、漁業権が設定された区域では無断で採捕できません(県公式サイトは、漁港・港湾付近などには漁業権が設定されていない区域もあると注記しています)。磯場でタコやサザエを見つけても、許可なく採らないようにしてください。
鳥取市賀露町にある鳥取港(地元では賀露港とも呼ばれます)は、千代川の河口に面した大規模な港です。鳥取県港湾課の公式サイトでは「重要港湾」として管理されており、県内18の「漁港」一覧(鳥取県公式サイト)とは別の枠組みで扱われています。港内の立入可否は場所によって異なり得るため、必ず現地の掲示(「立入禁止」「釣り禁止」等)と柵・ロープの有無を確認してから釣り座を選んでください。掲示の詳細な地図は本記事では確認できておらず、断定はできません。
もう一つ重要なのが河口の規制です。鳥取県漁業調整規則第41条により、千代川・天神川・日野川の河口付近では、毎年3月1日から5月31日まで水産動物の採捕が禁止されています(県公式サイトはアユ等の遡上を保護するためと説明しています)。県公式サイトの解説によると、区域は「千代川は北緯35度32分30秒東経134度11分42秒の点を中心とする半径250メートルの円内の海域」「天神川・日野川は河口両岸から100メートル、最大高潮時海岸線から沖合80メートルの海域」です。千代川河口に面した鳥取港エリアでこの時期に釣りをする場合は、対象魚種・区域を確認してください。
鳥取市青谷町の観光情報サイト「AOYA TODAY」(鳥取市青谷町の地域情報サイト)によると、夏泊漁港は長尾鼻灯台を目印に定置網漁が行われてきた漁港で、透き通った海の景観が「伝えたいふるさと鳥取の景観100景」に選出されています。時期によっては漁港で朝市が開催されることもあると案内されています。夏泊漁港は鳥取県公式サイトの漁港一覧にも第1種漁港(管理者:鳥取市)として掲載されています。
AOYA TODAYには「夏泊漁港からは遊漁船が出ており、初心者でも海釣りを楽しめます」と案内されていますが、具体的な釣り方や釣れる魚種についての記載は同サイトには無く、本記事では確認できていません。ここも漁港区域を含むため、前述の「関係者以外立ち入り禁止」の原則が及ぶ可能性があります。訪れる際は現地の掲示・立入区分を必ず確認してください。
鳥取県内の地磯・堤防では、秋を中心にエギングでアオリイカを狙うことができます。エギ(餌木)を海中に投げ入れ、底までゆっくり沈めてからしゃくり上げ、再び沈める動作を繰り返してイカに抱かせるのが基本です。潮が動いている時間帯や、朝夕のマヅメ時は反応が良くなりやすいといわれています。なお、タコは前述のとおり鳥取県の漁業権対象魚介類のため、エギングで掛かった場合でも許可なく持ち帰ることはできません。
鳥取県漁業調整規則第36条では、あさり及びこたまがいは殻長3センチメートル以下、さざえは殻蓋(へた)の長径2センチメートル以下、あわびは殻長9センチメートル以下、うなぎは全長30センチメートル以下の採捕が禁止されています。違反した場合の罰則は同規則第61条により「6月以下の拘禁刑若しくは10万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する」と定められています(同規則は令和7年3月26日改正でこの拘禁刑の表記に更新済みです)。前述の遊漁者の漁具・漁法の制限(第46条第1項)に違反した場合は、同規則第62条により科料です。
また、前述のアワビ・サザエ・タコ・ウニ・ナマコ・ワカメなど漁業権対象の魚介類を無断で採捕した場合、県公式サイトの案内では漁業権侵害として100万円以下の罰金、アワビ・ナマコを採捕した場合は「3年以下の懲役又は3,000万円以下の罰金」とされています。この「懲役」は県公式サイトの表記どおりですが、2025年6月1日の刑法改正により懲役・禁錮は拘禁刑に一本化されているため、現行では拘禁刑として扱われます。
鳥取県公式サイトが呼びかけているマナーは次のとおりです。救命道具(ライフジャケット)を着用しましょう。釣り場のゴミは必ず持ち帰りましょう。釣り禁止・立入禁止場所には立ち入ってはいけません。車は決められた場所に停め、路上駐車は避けましょう。トイレ以外では用を足さないようにしましょう。釣り糸や針等は放置しないようにしましょう。コマセやイカスミ等で汚した場所は海水を流してきれいにしましょう。防波堤は足場が高い場所や、波を被りやすい場所があるため、ライフジャケットに加えてスパイクシューズなど滑りにくい靴を用意すると安心です。
Q. 鳥取市周辺で漁港の防波堤で釣りをしてもいいですか?
A. 鳥取県公式サイトは「県内の漁港は、原則、関係者以外立ち入り禁止です」と明記しています。鳥取港(賀露港)・夏泊漁港はいずれも漁港区域を含むため、現地の「立入禁止」「釣り禁止」の掲示や柵の有無を必ず確認し、掲示に従ってください。
Q. 白兎海岸で釣りをする場合の注意点は?
A. 海水浴シーズン(2026年は7月11日〜8月16日)は遊泳エリアと重ならないよう配慮してください。また、タコ・サザエ・アワビなど鳥取県の漁業権対象魚介類は無断で採捕できません。
Q. アユ釣りをするときの注意点は?
A. 千代川・天神川・日野川の河口付近では、毎年3月1日から5月31日まで、アユに限らず水産動物の採捕が鳥取県漁業調整規則第41条で禁止されています。千代川河口に面した鳥取港エリアで釣りをする場合は時期を確認してください。