チヌ(クロダイ)の仕掛け|釣り方別の号数まとめ

チヌ(クロダイ)の仕掛け|釣り方別の号数まとめ

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「チヌ 仕掛け」で調べている方の多くは、これから針やハリスを買いに行く直前の段階だと思います。ただしチヌ(クロダイ)釣りはフカセ釣り・落とし込み・紀州釣り・チニングなど釣り方の種類が多く、仕掛けの中身もそれぞれ大きく異なります。この記事では釣り方別に、竿の長さ・道糸やハリスの号数・針の号数を具体的な数値で整理し、図解がなくても仕掛けを組める状態を目指します。

チヌ(クロダイ)の主な釣り方と仕掛けの違い

まずは代表的な5つの釣り方を一覧にしました。数値の目安は次章以降で詳しく解説します。なお「投げ釣り」は正式には「ブッコミ釣り」と呼ばれることが多く、遠投してキスなどを数釣る一般的な投げ釣りとは仕掛けの考え方が異なるため、本記事ではブッコミ釣りとして紹介します。

釣り方 仕掛けの特徴 向く場所・季節 難易度
フカセ釣り(ウキ) ウキ+ガン玉でマキエと同調させる仕掛け。パーツ数が多め 堤防・磯。ほぼ通年、春の乗っ込み期が特に人気 中(タナ調整に慣れが必要)
落とし込み・ヘチ釣り ウキを使わず、ハリスと針だけで壁際をそのまま沈める仕掛け 足場の壁・堤防際。夏〜秋に好機とされる 中〜上(アタリの取り方に経験が要る)
紀州釣り(ダンゴ) ダンゴでエサを底まで届ける仕掛け。玉ウキ・寝ウキを使用 堤防・磯。ダンゴ材料の準備が必要 中(ダンゴの硬さ調整に慣れが必要)
チニング(ルアー) PEライン+リーダーにワームやシンカーを組む、餌を使わない仕掛け 河口・堤防。手軽さから近年人気 初〜中(餌の準備なしで始めやすい)
投げ釣り(ブッコミ釣り) 天秤とオモリでエサを置き、アタリを待つ仕掛け 堤防・砂浜。年中可能で6〜9月が好期とされる 初(仕掛けの構成がシンプル)

フカセ釣りの仕掛け

フカセ釣りはマキエでチヌを寄せながら、ウキで仕掛けの沈み方をコントロールして食わせる釣り方です。竿は「クロダイ専用磯竿」または汎用の磯竿1〜1.5号・長さ5.3m前後の先調子タイプが目安として紹介されています(出典:釣具のイシグロ公式「クロダイウキフカセ釣り」)。リールは道糸を150m前後巻ける2500番クラスのスピニングリールが基本です(同出典)。

道糸は資料によって幅があり、釣具のポイント公式は1.5〜2.5号、釣具のイシグロ公式はナイロン2号を紹介しています(出典:釣具のポイント公式「フカセ釣り初心者講座」、前掲イシグロ出典)。ハリスは1.5〜2.5号、長さは2〜3m(二ヒロ程度)が目安です(同出典2件)。ウキは円錐(ドングリ)ウキが定番で、ウキの浮力とガン玉の号数(B〜3B程度)を揃えて使うのが基本とされています(前掲ポイント出典)。チヌ針は1〜3号を中心に、活性やエサの大きさに応じて使い分けます。

ウキフカセ釣りで仕掛けが潮に流されて手前に戻ってきてしまう場合の対処法は、「遠投しても潮の流れで戻ってきてしまう時の対策」という質問でも話題になっています。

落とし込み・ヘチ釣りの仕掛け

落とし込み・ヘチ釣りは、堤防や岸壁の際にハリスと針だけの仕掛けをそのまま落とし込み、壁沿いに落ちてくるカニやイガイなどを演出して食わせる釣り方です。ウキを使わない分パーツが少なく、仕掛け自体はシンプルです。竿は用途によって長さが変わり、ヘチ際を中心に探るなら2〜3m前後、やや沖目まで探る落とし込みなら3.9〜4.5m、遠くの際を叩く「前打ち」では6.3m前後の竿が使われます(出典:釣具のイシグロ公式「クロダイの落とし込み釣り・前打ち釣り」)。リールは片手で扱える小型の両軸リール(タイコリール)が定番です(同出典)。

道糸はナイロン1.75〜2.5号、ハリスはフロロカーボン1.2〜2号が目安として紹介されています(同出典)。ハリスの長さは「矢引き」と呼ばれる約80cm前後を基準に、状況に応じて1m程度まで調整します。針はチヌ針1〜5号を、エサの種類やサイズに合わせて使い分けます。ガン玉はB〜3B程度が目安です(前掲イシグロ出典)。

紀州釣り(ダンゴ)の仕掛け

紀州釣りは、配合エサとオキアミなどを練った「ダンゴ」でハリを包んで投入し、ダンゴが割れると同時にチヌに食わせる釣り方です。竿は磯竿1〜1.5号・長さ4.5〜5.3m、リールは中型スピニングリールが目安として紹介されています(出典:フィッシングマックス公式「チヌの紀州釣り仕掛」)。竿の号数は資料により1〜2号と幅のある紹介もあるため、1〜2号程度の範囲で捉えておくとよいでしょう。

道糸は2〜3号、ハリスは1〜2号・長さ1〜2m、チヌ針は1〜3号(エサによって使い分け)が同出典での目安です。ウキは紀州釣り専用のカン付き玉ウキ、または寝ウキが使われます。ダンゴは着底後30秒前後で割れる硬さに握るのが基本とされ、握りの強さやベースの配合で調整します(この点は複数の紀州釣り解説サイトで共通して紹介されている目安のため、実際の握り方は現地の水深・流れに応じて微調整が必要です)。

チニング(ルアー)の仕掛け

チニングは餌を使わず、ワームやシンカーを組んだルアーでチヌを狙う釣り方です。ロッドは7〜8ft前後、リールはスピニング2500〜3000番、シンカーは5〜14g程度が目安として紹介されています(出典:釣具のイシグロ公式「クロダイルアー釣り」)。PEラインは0.6〜1号、リーダーはフロロカーボンで根が荒い場所ほど太めを選ぶのが基本です。ロッド・リール・ラインの組み合わせやフリーリグ・トップウォーターなどルアーの使い分けは、当サイトのチニングタックルのおすすめガイドで詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

針とハリスの選び方

チヌ針はがまかつ公式サイトのラインナップを見ると0.5号から10号前後まで幅広く展開されていますが、堤防や磯からのチヌ釣りで実際によく使われるのはおおむね1〜5号の範囲です(出典:がまかつ公式「チヌ」製品ページ)。エサが大きい・活性が高い時期は号数を上げ、エサが小さい・食いが渋い時期は号数を下げるのが基本の考え方です。

ハリスの太さは、上で紹介した釣り方別の目安(フカセ1.5〜2.5号、落とし込み1.2〜2号、紀州釣り1〜2号)を基準に、根がきつい場所やエサ取りが多い状況では太め、警戒心が強い状況や食い渋り時は細めを選ぶ、という考え方で調整すると扱いやすくなります。

季節ごとの使い分け

チヌは春(おおむね3〜4月頃)から産卵を控えて浅場へ接岸する「乗っ込み」の時期を迎え、この状態は9月中旬頃まで比較的近い釣り方が有効とされています。9月中旬を過ぎると小型が増え、12月頃になると深場へ移動していく、というのがサンライン公式コラムで紹介されている大まかな季節サイクルです(出典:サンライン公式コラム「チヌの1年」)。時期の目安は地域差が大きいため、あくまで一般的な傾向として捉えてください。

乗っ込み期は大型が接岸しやすい時期とされ、強い引きに備えてハリスや針をワンランク太く・大きくして臨む釣り人が多いといわれています。反対に、冬場や小型中心の時期は食いが渋くなりやすいため、ハリスを細くする、針を小さくするといった調整で対応するのが一般的な考え方です。

よくある質問

Q. チヌ釣りの仕掛けで、初めての1本にはどれがおすすめですか?

A. 仕掛けの構成パーツが比較的少ないのは落とし込み・ヘチ釣りですが、アタリの取り方に慣れが必要です。市販の完成仕掛けも豊富で、道具を揃えれば始めやすいのはフカセ釣りといわれています。釣り場の足場や、餌釣り・ルアーどちらから始めたいかで選ぶとよいでしょう。

Q. ハリスは何号を選べばいいですか?

A. 釣り方によって目安が異なります。フカセ釣りは1.5〜2.5号、落とし込み・ヘチ釣りは1.2〜2号、紀州釣りは1〜2号が資料上の目安です。根がきつい場所やエサ取りが多い状況では太め、食い渋り時は細めを選ぶのが基本の考え方です。

Q. チヌ針は何号を使えばいいですか?

A. 釣り方に関わらず1〜5号の範囲で使われることが多く、堤防釣りでは1〜3号が中心です。エサが大きい・活性が高い時期は号数を上げ、エサが小さい・食いが渋い時期は号数を下げると扱いやすくなります。

Q. チニングと餌釣り、どちらから始めるのがいいですか?

A. 餌の準備なしで手軽に始めたい場合はチニングが向いています。ロッド・リール・ライン・ルアーの詳しい選び方はチニングタックルのおすすめガイドで紹介しています。餌釣りは仕掛けのパーツが多い分コストを抑えやすく、フカセ釣りや紀州釣りなど選択肢が広いのが特徴です。

出典一覧

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