三重県の海釣り|公式で確認できた釣り場と先に知るルール

三重県の海釣り|公式で確認できた釣り場と先に知るルール

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三重県の海釣りで、管理者や県の公式ページから「釣りができる場所」として確認できたのは、四日市港の魚釣り施設と、川越町の釣り桟橋の2か所でした。それ以外の漁港や堤防は、場所ごとに立入禁止・夜釣り禁止・まき餌の制限があり、釣りができる場所として公式ページで確認できたものはありませんでした。この記事は、公式ページで確認できた釣り場と、三重県の海で先に知っておきたいルールをまとめています。確認日は2026年10月6日です。現地での釣果確認は行っていません。確認できなかった点は「確認できていない」と書きます。

項目 内容(公式ページの記載)
対象 三重県の海(海面)の釣り。川・湖(内水面)は別の規則があり、この記事では扱いません
公式で釣りができる場所と確認できたもの 四日市港の魚釣り施設(四日市港管理組合)/川越釣り桟橋(JERA川越火力発電所)
川越釣り桟橋 朝明橋河口。全長65m・幅2m・L字型。24時間開放・無料。台風など悪天候のときは利用不可
使える漁具・漁法 竿つり・手づり、たも網・さ手網、投網(船を使わないもの)、やす、徒手採捕の5つ(三重県)
まき餌の制限 鳥羽市・志摩市・紀北町・熊野市・御浜町の一部の地先で制限あり。2026年9月1日〜2027年8月31日が有効期間(三重海区漁業調整委員会)
安全 立入禁止区域には入らない。ライフジャケットを着用する(海上保安庁)
情報確認日: 2026年10月6日(施設の営業・立入可否は変わることがあります。訪問前に管理者へ確認し、現地の看板に従ってください)

海で釣るか、川や釣り堀にするか迷う方は、読者Q&A「海・川・釣り堀のどこで釣りをするかという質問」も参考になります。海釣りの全体の流れは海釣りの始め方にまとめています。

三重県で釣りができる場所は?公式で確認できた2か所

四日市港の魚釣り施設(四日市市霞)

四日市港管理組合の「公園案内」ページに、魚釣り施設が載っています。場所は「霞大橋を渡ってそのまま突き当たりまで直進」した先で、多目的トイレ1棟と駐車場(約10台)があります。同ページは、施設の特徴としてカサゴやメバルが釣れると案内しています。

このページには、利用できる時間や料金、閉鎖の有無の記載がありません。公式で確認できたのは、釣り施設として案内されていること、トイレと駐車場があること、釣れる魚の案内までです。荷役や船の作業で立入りが制限される場合があるかは、このページからは分かりません。訪問前に四日市港管理組合総務課(059-366-7006)へ確認し、現地の掲示に従ってください。

川越釣り桟橋(川越町・朝明橋河口)

JERA川越火力発電所の施設案内ページに、釣り桟橋の案内があります。朝明橋河口にある全長65m・幅2mのL字型で、24時間開放・利用料は無料です。台風など悪天候のときは利用できません。同ページの問い合わせ先は川越火力発電所(059-365-4585)です。桟橋の駐車場やトイレについては、釣り桟橋の項目に記載がなく、確認できていません。

海上釣堀・筏で確実に釣りたいとき

岸からの釣り場は、立入禁止や看板の影響を受けやすいのが実情です。確実に竿を出したい場合は、海上釣堀や筏のように、釣り場として運営されている施設が候補になります。鳥羽の施設は鳥羽の釣り場ガイド、南伊勢町の海上釣堀は釣り堀和光、筏とカセ釣りは三重県の筏釣り・カセ釣りガイドで、それぞれ公式サイトの確認結果をまとめています。アオリイカは三重のアオリイカの記事を見てください。

漁港・堤防は「釣れるか」の前に「入れるか」を確認する

漁港は、漁業活動の拠点として行政が設置している公共施設です(鳥羽磯部漁協の案内)。管理者も決まっていて、三重県の公式ページでは、たとえば白子漁港は第2種漁港で、管理者は鈴鹿市と書かれています。ただし、県の漁港ページには釣りの案内がなく、白子漁港の釣り桟橋などの利用案内は鈴鹿市の公式ページでも見つけられませんでした。管理者の案内と現地の看板が、最も新しい情報です。

地域 確認できた内容 出典の種類
鳥羽市 鳥羽磯部漁協の案内(令和4年3月6日に漁港への立入り・釣りの自粛要請を解除した旨のページ)は、平時は漁港内への立入禁止等の措置をとっていない一方、危険箇所への侵入・迷惑駐車・ゴミで漁業活動に支障が出ないよう求めています。その後の2026年2月の現地報道では、複数の漁港・岸壁に釣り禁止の看板が確認されています(詳細は鳥羽の記事) 漁協の案内/報道
志摩市 中日スポーツの現地報告(2024年4月15日取材・同年5月配信)では、波切漁港で港内の魚貝類採取禁止の警告と立入禁止の看板、片田漁港で「夜釣り禁止」の看板、和具漁港で夜釣り禁止と新消波ブロック堤の立入禁止(フェンス)が確認されています。御座漁港では釣り禁止の看板は見当たらなかったものの、赤灯堤は漁業関係者以外の車両進入禁止とされていました 報道(二次情報)
情報確認日: 2026年10月6日(志摩市の報道は2024年の取材時点です。現在の掲示は変わっている可能性があります)

志摩市の報道は公式な資料ではないため、「そうした看板が実際にあった例」としてだけ使っています。他の漁港や堤防についても、看板のある場所には入らず、駐車は指定の場所にしてください。海上保安庁のガイドも、立入禁止区域への進入は法令違反で検挙される場合があると呼びかけています。

三重県の海で釣りをする前に知っておくルール

使える漁具・漁法は5つだけ

三重県の遊漁のルール(県の公式ページ・令和8年7月22日表示)では、遊漁者が海で使えるのは次の5つです。

  • 竿つり、手づり
  • たも網、さ手網
  • 投網(船を使用してはいけません)
  • やす(ライトなどの火光は使えません)、は具(じょれんや火光は使えません)
  • 徒手採捕

空針を投げて引っかける「ひっかけ釣り」、竿でカニ網を投げて絡めとる方法、船で引き回すトローリングは、竿つり・手づりに当たらず、遊漁者はできないと県が明記しています。

まき餌(コマセ)の制限がある地域

三重海区漁業調整委員会の指示(三重海区漁業調整委員会告示第4号・令和8年8月4日)で、一部の海域では遊漁のまき餌釣りが制限されています。有効期間は2026年9月1日から2027年8月31日です。共同漁業権者が認めた区域は例外とされています。また、区画漁業権漁場(藻類養殖漁場を除く)の中では、原則としてまき餌釣りができません。

地先 対象の区域 制限される行為
伊勢市・鳥羽市 伊勢湾漁協・鳥羽磯部漁協の共同漁業権漁場(三重共第25号)の全域 あみ(オキアミを含む)を使った遊漁のまき餌釣り等
鳥羽市 鳥羽磯部漁協の共同漁業権漁場(三重共第26号など)の全域 同上
志摩市(英虞湾・外海) 三重外湾漁協の共同漁業権漁場の全域(一部は隣接区域を含む) 遊漁のまき餌釣り等
紀北町 三重外湾漁協の三重共第128号の全域、第129号の一部(後島・小エスキ島の周辺250m以内) 遊漁のまき餌釣り等
熊野市 熊野漁協の共同漁業権漁場の全域 遊漁のまき餌釣り等
御浜町 紀南漁協の三重共第155号の一部の区域 遊漁のまき餌釣り等
情報確認日: 2026年10月6日(出典: 三重県「遊漁のまき餌釣り等に関する委員会指示」・令和8年8月4日表示。区域の詳細な座標は県のページで確認してください)

この別表に載っていない地先(四日市港や川越町を含む北部の沿岸など)は、この指示の対象として挙がっていません。ただし、漁港ごとの掲示や地元の申し合わせがある場合があります。サビキ釣りでアミを使うときなど、該当するか迷う場合は、三重海区漁業調整委員会事務局(059-224-3036)に確認してください。

イセエビ・アワビなどは採れない

県の公式ページによると、イセエビ・アサリ・ハマグリなどが共同漁業権の対象になっている海域で無断で採ると、漁業権侵害として100万円以下の罰金となる場合があります。アワビ・ナマコ・ウナギの稚魚(特定水産動植物)を許可なく採ると、「3年以下の懲役又は3,000万円以下の罰金」と県のページに書かれています。なお、懲役と禁錮は2025年6月1日から拘禁刑に一本化されていて、県のページには旧い刑名の表記が残っています。

イセエビについて、県は、岸壁などからの竿釣りで狙っていないのに偶然イセエビが釣れた場合も、ルールに抵触することがあるため放流するよう案内しています(県のページの表示は平成26年12月5日)。県の規則の抜粋ページでは、イセエビの採捕禁止期間は5月1日から9月30日まで(鳥羽市離島地域以北の海域は5月1日から9月15日まで)、頭胸甲長4.2cm以下は採れないとされています。同じ抜粋ページには、ブリの全長15cm以下も採捕できないと書かれています。規則は改正されるため、最新の原文は県の規則のページで確認してください。

そのほかの制限

  • 定置網漁業の保護区域では、遊漁と集魚灯を使う漁業が委員会指示で禁止されています(県の遊漁ルールのページ)。
  • とらふぐの産卵親魚の保護のため、県が座標で指定した区域では、3月15日から5月15日までとらふぐの採捕が禁止されています(座標は県のページに記載)。
  • 地域によっては、法令以外にも地元の申し合わせ事項があります。県は、各地の慣習や申し合わせを尊重し、地元の漁協や遊漁団体に問い合わせるよう求めています。
  • 漁業権の区域は、海上保安庁のガイドで紹介されている「海しる」の地図でも確認できます。

穴釣りをする前に|消波ブロックの立入りと、釣れてはいけないもの

穴釣りは、消波ブロック(テトラ)の隙間に仕掛けを落として狙う釣りです。三重県の遊漁のルールでは、エサやルアーで魚を誘って針にかける行為が「釣り」にあたり、竿つり・手づりは使える漁具です。穴釣りだからといって、特別に禁止されているわけではありません。確認したいのは次の点です。

  • 立入禁止の消波ブロックには乗らない。志摩市の和具漁港のように、消波ブロック堤が立入禁止でフェンスで閉じられている例が報じられています(2024年取材)。海上保安庁のガイドは、立入禁止区域には入らず、安全な場所で釣るよう求めています。
  • イセエビが釣れたら放流する。県は、岸壁からの竿釣りで偶然釣れた場合も放流するよう案内しています。穴釣りでも同じです。
  • 足元の滑りに備える。海上保安庁のガイドは、釣り場は濡れていたり苔で滑りやすいため、滑り止め効果の高い靴を選ぶよう案内しています。服装と靴は釣りの服装と靴の選び方を参考にしてください。

三重県の穴釣りで、どの堤防なら立ち入れるかは、公式ページでは確認できませんでした。この記事では特定の堤防を「穴釣りに向く」とは書いていません。管理者の案内と現地の看板で確認してください。

安全とマナー

  • ライフジャケットを着る。海上保安庁のガイドは、ライフジャケットを着て仲間と行動していれば、万が一海に落ちても救助される可能性が非常に高くなるとしています。選び方は釣り用ライフジャケットの選び方を見てください。
  • 立入禁止・釣り禁止の看板がある場所では釣らない。
  • 糸・針・ゴミは持ち帰り、コマセやイカの墨で釣り場を汚さない。
  • 係留船や漁具の近くでは釣らない。作業中の人の邪魔をしない。
  • 路上駐車をしない。深夜・早朝は静かに行動する。
  • 持ち帰らない魚は、優しくリリースする。
  • 冬は寒さ対策が欠かせません。読者Q&A「冬の釣りの寒さ対策についての質問」にも、具体的な工夫が書かれています。

初めて堤防で釣る方は、竿と仕掛けをちょい投げ釣りの入門タックルで選ぶと始めやすくなります。

よくある質問(FAQ)

Q. 三重県で初心者が釣りをするなら、どこがいいですか?
A. 公式ページで釣りができる場所と確認できたのは、四日市港の魚釣り施設と、川越町の釣り桟橋です。四日市港の施設には、トイレと駐車場があります。確実に釣りたい場合は、海上釣堀や筏の施設も候補です。ただし、営業や立入りの現況は変わるため、訪問前に管理者へ確認してください。

Q. 鳥羽や志摩の漁港で釣りはできますか?
A. 鳥羽は、2026年2月の現地報道で複数の漁港・岸壁に釣り禁止の看板が確認されています。志摩も、2024年の報道で夜釣り禁止や立入禁止の看板が確認されています。公式ページでは、釣りができる漁港を確認できませんでした。看板のある場所では釣らないでください。

Q. サビキ釣りでコマセを使ってもいいですか?
A. 鳥羽市・志摩市・紀北町・熊野市・御浜町の一部の海域などで、遊漁のまき餌釣りが制限されています(2026年9月1日から2027年8月31日の指示)。釣る場所が該当するかは、上の表と三重県のページで確認し、迷う場合は委員会事務局へ問い合わせてください。

Q. 穴釣りでイセエビが釣れたらどうしますか?
A. 三重県は、狙っていなくても偶然釣れた場合は放流するよう案内しています。漁業権の対象海域で採ると、漁業権侵害となる場合があります。

Q. 夜釣りはできますか?
A. 場所によります。志摩市の片田・和具などで夜釣り禁止の看板が確認されています(2024年の報道)。夜釣りをする場合は、その漁港の掲示と管理者の案内を確認してください。

この記事で書き換えた点

以前の記事は、釣り場の現況を確認できる公式資料がないまま、場所と釣れる魚を紹介していました。今回、次の内容は公式ページで現況を確認できなかったため、紹介を外しました。

  • 鳥羽フェリー乗り場周辺、鈴鹿市の千代崎漁港、津市の「日本鋼管」周辺、木曽三川(立田大橋・輪中の郷前・揖斐川河口・赤須賀漁港)を「おすすめ」「初心者向け」「家族連れ向け」とした記述。公式な立入可否や利用案内を確認できなかったため、掲載をやめました。
  • 各場所の「釣れる魚」「足場が安定している」「安全で怪我の心配はほとんどない」といった記述。裏付けとなる資料がありませんでした。
  • 「昔と比べ三重の海もかなり綺麗になった」「木曽三川の水質は綺麗で、釣った魚が美味しい」といった記述。出典を確認できませんでした。
  • 鳥羽の漁港の記述は、現在の看板の状況に合わせて鳥羽の釣り場ガイドへ誘導しました。

出典一覧(2026年10月6日確認)