釣り満潮時刻 初心者におすすめやポイントとコツの情報をご紹介!

釣り満潮時刻 初心者におすすめやポイントとコツの情報をご紹介!

魚釣りは、道具を持ち釣り場を確保することで、誰にでも楽しむことが出来る趣味の一つです。しかし、釣果を期待するとなると、目的に合った仕掛けや餌はもちろん、海釣りでは潮回りが重要になります。海水は、月の引力によって絶えず満ち引きが繰り返され、潮位が最高水位の時は満潮、反対に最低水位の時は干潮と呼ばれています。魚の行動は、潮の動きと深く関係していることから、釣果にも影響するため、事前に満潮時刻を把握しておくことは、より魚釣りを楽しむことに繋がります。

初心者にとって重要な潮見表と満潮時刻

初心者の場合、餌や仕掛けに目が行きがちです。しかし、どんなに新鮮な餌で、どんなに画期的な仕掛けを使用しても、魚が活動していない時間帯はそうそう釣れるものではありません。そこで参考にするのが潮見表です。潮見表は、地点ごとに満潮時刻や干潮時刻を日付別に記述したもので、多くは釣具店などで無料で貰うことができます。潮が動くと、海水内に酸素が発生するため、魚の行動が活発になり餌に食いつきやすくなります。潮見表を見て、潮の動きを知ることが重要と言われるのはこのためです。潮見表の内容は物によって異なり、大潮や小潮などの情報が書かれている物もあります。

潮の満ち引きは、月だけでなく太陽の動きも関係しているため、一定では無く複雑です。しかし、潮見表で満潮時刻や各種情報を見ることで、ある程度の潮の動きを知ることができます。満潮時刻近辺や干潮時刻近辺は潮止まりと言って、一時的に潮の流れが緩やかになり、釣れなくなることもあるため、潮が動き出す時間帯を狙うことが重要になります。

潮見表から探るおすすめの時間帯

「上げ7分に下げ3分」という、魚が釣れやすい時間帯を表す言葉があります。これは、満潮時に対して7割程度の潮位になる時間帯と、満潮時から3割ほど潮が干いた時間帯が釣れやすいことを意味しています。干潮から満潮になるまでには、約6時間必要なため、例えば、干潮時刻が9時と21時であれば満潮時刻は15時と27時(翌日3時)になります。この場合、6hx0.7=4時間12分となり、上げ7分は干潮時刻9時と21時の4時間12分後ですから、それぞれ13時12分頃と25時12分頃となります。同様に、下げ3分は6hx0.3=1時間48分となり、満潮時刻15時と27時の1時間48分後となります。

上げ7分と下げ3分は、潮見表を見ることで簡単に計算することができます。しかし、潮見表には全てのポイントにおいて正確な時刻が記載されているわけではなく、基準となる場所についての満潮時刻等が記載されているため、同じ港であっても湾内と湾外など、ポイントによって異なり、あくまでも参考程度になります。しかし、何度か同じポイントで釣りをすることで、潮見表からどの程度ズレているかをポイントごとに検証することができます。

人気のスポットで良いポイントを取るには

魚が良く釣れる人気のスポットでは、当然ながらライバルも多いため、なかなか良いポイントで釣ることはできないものです。経験者の多くは潮目も考えて行動しているため、釣れやすい時間帯などは尚更です。しかし、潮の動きを知りつつも、多くの人は休日など自由な時間帯にだけ釣りを楽しんでいるのが現状です。このため、人気のスポットであっても夜中や早朝などは空いていることが多く、その時間帯に潮の動きが重なった時こそが、チャンスとなります。夜中はほとんどの釣具店が閉まっているため、事前に餌を購入しておくなど、周到な準備も必要になります。

上げ7分に下げ3分という言葉は、全ての釣り場で通用するものでは無いものの、やはり釣れやすい時間帯には変わりなく、釣り人が集まりやすい傾向にあります。釣り人が多いがためにどうしても良いポイントが取れない場合は、満潮時刻に拘らず、夜明けや日没など薄暗い時間帯を狙う方法もあります。夜明けや日没は、それぞれ朝マズメや夕マズメと言われ、魚の行動が活発化するため、釣りやすくなります。

満潮時刻だけでなく、釣るポイントの特長も見極める

釣れやすい時間帯は、海岸の形状なども関連することが多く、ポイントによっても大きく異なります。例えば堤防からの投げ釣りであれば、潮の満ち引きによる水深の変化が顕著に表れます。潮が干いている時間帯は、投げるポイントを満潮時よりやや遠目にすることで、魚の行動範囲を追うことができます。このため、場所によっては遠投用の竿が必要になることもあります。一方磯場の場合、潮の流れが複雑化していることが多く、単純に潮の動きを追うだけでは釣れないこともあります。磯場では、潮と潮がぶつかり合う「潮目」を探すのがポイントです。潮目は魚の餌となるプランクトンが集まりやすいほか、酸素が発生しやすいという特長もあります。

釣果を上げるには、ポイントごとに潮回りを把握することが重要です。特に磯場では潮の流れが激しい場合があるため、潮目など魚の活性化を誘発するポイントを見極めることが大切です。強風の時などは、海面部分の海水が風によって流される反面、その下の部分は潮の流れに沿っているなど、見た目だけでは判断できないことも多いため、満潮時刻はもちろん海岸線の形状や天候などを含め、複合的な判断が求められます。

魚の生態を掴むことも魚釣りのコツ

生態は魚の種類によって異なるため、目的の魚に合った潮位を狙うのも魚釣りのコツです。潮の動いている時に釣れやすい魚が多い反面、満潮時刻付近に限り釣れやすい魚も存在します。例えばメバルなどは、潮が干いて潮位が下がると、岸壁や海底に貼り付き、あまり行動しない状態になるため釣るのが難しくなります。対して満潮時は、潮位が上がることで餌を求めて浮いてくる傾向にあるため、釣れやすくなります。潮の流れが激しいところでもあまり活動せず、潮止まり頃に動き出すこともあるため、魚の種類によってどのような潮回りの時に行動するかなど、生態を知ることも重要です。

同じ種類の魚であれば、生態もほぼ同じであることが多いため、場所が変わっても釣り方のコツを応用することができます。根付いている場所によっては独自の行動をする魚も存在するため、中には応用が利かないこともありますが、魚種ごとに習性を把握するなど、魚に対する詳細な知識を持つことは、間違いなく釣果を上げることに繋がります。

まとめ

潮見表で満潮時刻や干潮時刻を知ることは、釣果を上げるためには基本中の基本中です。しかし、潮回りだけが全てでは無く、餌や仕掛けなどはもちろんのこと、魚ごとの生態や、釣るポイントの形状や天候のほか、朝マズメや夕マズメなど、いろいろな要素を複合的に考慮することが大切です。特に魚に関する知識を身につけることは、釣果を上げるための最大の近道とも言えます。孫氏に「彼を知り己を知れば百戦危うからず」という格言がある通り、魚の本質を知り、満潮時刻などの潮回りの良い時間帯に釣ることで、より釣果を上げることができるようになります。