山形県釣り情報 初心者におすすめやポイントとコツの情報をご紹介！
山形県にはあまり有名な釣り場はありませんが、平均して、海、淡水と良い釣り場があり季節ごとの釣りが楽しめます。また、釣れる魚の種類は非常に多く海でのクロマグロから淡水のワカサギまで釣りの対象となる魚はほぼ全て狙えると言って良いでしょう。山形県は人口も少なくその釣り情報も限られた程しかありませんが、新聞の片隅など意外と身近なところにも釣り情報はありますので、それを活用し山形県の釣りを楽しんでみましょう。
初心者はまず場所選びから
初心者の方であれば、まずは練習も兼ねて簡単に釣れる魚を狙うのがセオリーです。簡単に釣れるといってもそれはすぐ釣れるというわけでは無く、身近に多く住み狙い易い魚を狙ってみるという事です。時折川を覗くと群れているのが見えたりするハヤなどがそうなります。釣り情報などにはあまり登場しない魚ですが、山形県内の河川には魚の住めない須川を除きほぼ全ての河川に生息していて恰好のターゲットとなります。ハヤの釣期は長く県内であれば４月から１１月、通年釣れるといって良いこういった魚をまずは近場で狙ってみると良いでしょう。
狙う魚種は、漁港の近くならアジやウミタナゴ、近所に池や沼があればフナなど身近で魚影の濃い魚であれば何でも練習になります。山形県内であればそういった初心者向きの魚が釣れる場所が多くありますので探してみると良いでしょう。釣り情報に載らないような場所でも、よく釣れる場所には釣り人が集まりますので目安にすると良いです。
おすすめは釣期の長い魚
山形県は冬は寒さが厳しい上に雪深いので冬は基本的にシーズンオフとなります。ですので、それ以外の季節であれば年中狙える魚というのが、楽しめる好ターゲットとなります。海であれば年によって差がありますが晩春から晩秋にかけて釣れるアジ、ソフトルアーで狙うソイ、メバルは漁港などの夜釣りでほぼ通年釣れます。淡水ではフナやコイなどは雪が降らない時期が釣期となり長い期間楽しめますが、地域によって差があります。野ベラも大体同じです。川釣りは雪解け水や梅雨などで水量が多いと釣りにならない時期がありますので期間は限定されます。
同じ県内でも庄内と内陸はもちろん、内陸の場合でも雪の多い最上地方や置賜地方と比較的雪の少ない村山地方では釣期が違います。地元誌の釣り情報には地方ごとの情報が載るので参考にしてみましょう。冬の釣り物としてメジャーなワカサギですが、県内でも釣れる場所もあります。ですが冬のワカサギ釣りはあまり盛んではありません。
渓流釣り、鮎釣り、海釣りが人気
渓流釣りと鮎釣りは山形県内に名所と呼ばれる河川が多くあり、解禁日から多くの釣り人が訪れます。山形での渓流釣りは解禁日が４月１日となっておりますが、３月に解禁していた時期に雪の残る山での釣り人の事故が相次いだのと資源保護の観点からという理由です。鮎釣りの解禁日も他県より遅く、７月１日となっています。各河川共天然魚の他に養殖魚の放流も行われていて魚が多いのが魅力となっています。海釣りは庄内の方はもちろん、内陸、県外からも釣り人が訪れます。釣り物も多く四季を通じて魚が釣れ、一級のポイントが多くあります。
庄内の海釣りで人気があるのはまず庄内全域で良く釣れるクロダイが人気です。他にも酒田本港でのシーバス、各漁港でのアジ釣り、砂浜でのシロギスなどが人気があります。クロダイやシーバスは条件次第でほぼ通年釣れますが、基本的にはそれぞれ釣期がありますし、ポイントも違いますので釣行前には釣り情報を確認しましょう。
山形県はポイントだらけ
山形県は海でも淡水でも好ポイントが多く、釣り場選びに苦労しません。海では漁港、磯、砂浜と海岸線全体がポイントとなりますので、自分の狙う魚に合わせて釣りやすい場所を選択すると良いでしょう。淡水では寒河江川や最上小国川が鮎釣りの名所として有名で、各河川上流部は渓流釣りのポイントとなります。特にダムの上流では野生のイワナを狙う事が出来ます。コイなどはお城の堀や各地にある沼や池、ため池ほぼ全てで狙うことが出来、ブラックバスのポイントもそれに準じますが小さな沼などではブラックバスの駆除が進められていて数は減ってきています。
各地の湖沼では野ベラも多いです。市街地からそう遠くはない沼などがポイントになっている場合が多く、休日ともなりますと愛好家の方が竿を並べます。この様に山形県にはどのような釣りでも楽しめる程ポイントが多く、それぞれの釣りにおいて釣り人を楽しませてくれます。また魚の数も多いですが、スレていないのも特徴でしょう。
釣り情報を活用した実釣のコツ
釣り情報には地域ごと、ポイントごと、魚種ごとの情報が載りますが、さすがに全てを網羅するわけではありません。しかし、特に内陸の淡水での釣りではポイントごとに釣期などが重なっている場合がほとんどですので、例えばヘラブナが好調と載っていたらコイなども好調と判断出来ますし、それが村山地方であれば周辺の釣り情報には載らない釣り場でも同じであると言えます。こうした傾向は他の釣期やポイントが重なる魚にも当てはまりますし、庄内地方の海釣りでも同じことが言えますので、実釣の際は準備をする時など参考になるはずです。
海に目を向けて、庄内地方での尺アジ釣りの場合は走りの頃が数、型共に良いのですがその時期釣り情報に載ることはほとんど無く載ってもタイムラグがあります。ですがクロダイの情報から予測することは出来るのです。それは庄内地方では磯のクロダイが始まると、少し遅れてアジが始まる傾向があるからでそこからある程度の予測が出来るというわけです。
まとめ
山形県の淡水から海までの多くのポイントを把握し、豊富な魚達を相手に楽しむ為には地元の釣り情報が大きな助けになりますので釣行前には事前に確認してみましょう。また、ため池などでは釣り禁止の場所もありますので合わせて確認して下さい。山形県の釣り場は淡水、海問わずに魚影の濃い場所が多く、子供からベテランまで楽しめる場所が多いです。釣れる種類も多く日本で一般的に釣りの対象となる魚の大部分が狙える程です。釣り情報には載らない様な魚でも、似ている生態の魚は多いものなので、様々な魚にチャレンジしてみるのも良いでしょう。