北浦は、茨城県の南部に位置する湖で、茨城県の鹿嶋市、神栖市、潮来市、行方市、鉾田市の5つの都市の境界線の中に在ります。湖の東側が鹿嶋市、鉾田市、北側が鉾田市、西側が行方市と潮来市、南側が潮来市と神栖市などのエリアになっています。尚、この湖は鰐川を経て隣接する霞ヶ浦からの流れが外浪逆浦で合流して常陸利根川となり、関東を代表する利根川と合流して太平洋側に注がれると言った特徴が在ります。因みに、霞ケ浦と言うのは西浦と呼ばれている湖になります。
北浦の湖は長細い形をしているのが特徴ですが、この湖はブラックバスを初め、ワカサギやシラウオ、鯉、ブルーギル、ストライパーなどの魚が生息しており、最近はルアーフィッシングでバス釣りを楽しむ人も増えています。因みに、ブルーギル、ストライパー、ブラックバスと言うのは、元々この湖に生息していない魚種で、誰かがこの湖に放流したために繁殖をしてしまい、生態系を崩してしまっているのが特徴です。また、これは北浦の湖だけに限った事ではありませんが、釣りをしている時に外来種が釣れた場合は捕獲をして外来種を減らす事も大切です。
霞ヶ浦と同じく、場所によっては魚の捕獲が禁止になっている場所が有り、保護水域と禁止区域の2つが在ります。初心者の人が、この湖でバス釣りをする場合は、保護水域が何処になるのか、禁止区域が何処になるのかと言った情報を事前に入手し、釣りを楽しめる場所を特定してから訪れるのがお勧めです。また、魚の種類により禁漁期間が有るので注意が必要です。
ブラックバスは元々日本国内には生息していない魚ですが、放流が行われたなどの理由で、全国的にブラックバスのテリトリーが広まっており、茨城県の霞ケ浦や北浦などではブラックバスを釣ることが出来るポイントが多数在り、ルアーフィッシング楽しみたい人々の人気の釣りスポットになっています。尚、2つの湖には釣りの禁止エリアと保護水域が有るので、これらのエリア内での釣りはしないようにしなければなりません。また、ワカサギなどの場合は1月21日から2月末日と、5月1日~7月20日の期間は禁漁となるので注意が必要ですが、ブラックバスには禁漁期間が無いので一年を通して釣りを楽しめます。
この湖では鯉を釣ることも出来るのですが、自然保護の目的において、この湖では全長が15cm以下の鯉については捕獲が禁じられています。これに対してブラックバスは保護が行われている魚ではなく外来種と言う事からもサイズに関係なく釣りを楽しむことが出来ます。但し、釣り禁止区域と保護水域ではバス釣りも出来ないので注意が必要です。
茨城県の中には霞ヶ浦と呼ばれている大きな湖が有りますが、霞ケ浦は西側に位置する事からも西浦とも呼ばれている湖になります。また、霞ケ浦の東側には長細い北浦と呼ばれている湖が有り、どちらもブラックバスでもあるバス釣りを楽しむことが出来る釣りポイントが多数在ります。ブラックバスの釣り方の特徴はルアーを使う事で、リールのラインにルアーを結べば直ぐに釣りが出来ると言ったお手軽さが有ります。釣りは釣り餌を釣り針に刺して魚を狙う他にも、ルアーと呼ばれている疑似餌を使う事で魚を釣ることが出来ると言った特徴が在ります。
バス釣りに使うルアーの種類は多種多彩で、サイズも豊富にあります。しかし、その時の条件などに応じて、ルアーのサイズを変えたり、色を変えたりすることで釣果が左右するなどの面白みが有りますし、ラインに結んだルアーを魚が生息していると思われるポイントに投げ入れた後は、リールでラインを巻き取りながら、ルアーが小魚のように泳ぎ回るようなアクションを加えるのがコツです。
バス釣りは、キャスティングとルアーを小魚に見立てて水中で泳ぐような装いを持たせるのが釣りのポイントとなります。リールでラインを巻取る速度を速くする事や、リールでラインを巻くだけではなく、ロッドのアクションを加える事でブラックバスはルアーを小魚だと思い込み、ルアーについている釣り針にかかることになります。ヒットした時は魚とのやり取りでもあるファイトを楽しめると言った魅力や、ルアーとロッド、リールが在ればいつでも釣りが出来る事からもルアーフィッシングは人気が高まっており、北浦の湖ではバス釣りを楽しむ人が多く訪れる釣りポイントになっています。
北浦の湖の中では大半の場所でバス釣りを楽しむことが出来ますが、注意をしなければならい事は、釣り場の中には釣りの禁止エリアと保護水域と呼ばれるエリアが有る事です。魚の生態を崩すなどの理由からも禁止エリアや保護水域のエリア指定を行っていますので、釣りに出掛ける前に釣り場として考えている場所が禁止エリアや保護水域では無い事を確認しておくことも大切です。
湖の南側には潮来マリーナと呼ばれているマリーナが在ります。この場所は足場が良い事からも人気の高い釣りスポットになっており、週末ともなると多くのアングラーが集まります。但し、釣り座は豊富にあるので、人気が有ると言っても釣りが出来ない程ではないので、譲り合う気持ちで釣りを楽しむことが大切です。因みに、湖の中には手のひらサイズ程の石を、網の中に詰めたフィルターユニットとよばれるものが沈められている場所が多く在ります。外側は網になっていますので、この場所にルアーを投入すると根掛が起きてしまう事になるので注意が必要です。
北裏でのバス釣りを楽しむ場合は、保護水域もしくは保護水面と呼ばれているエリアが何処になるのかを事前にチェックをしておくことがコツの一つになります。また、湖は漁場となっているため、トロール漁や引き網漁業、張り網や刺し網などの色々な漁法で漁が行われています。そのため、操業中の船、漁具などには近づかない事も釣り人としてのマナーの一つとして覚えておくことが大切です。
北浦はルアーを利用したバス釣りが人気を高めています。ロッドにスピニングリール、そして疑似餌となるルアーが在れば、何時でもキャッストすればブラックバスを釣ることが出来ると言ったお手軽さが在ることからも人気が高くなっており、最近は女性のアングラーの姿を見かける事も多くなっています。尚、北浦の湖には釣り禁止エリアと保護水面と呼ばれているエリアが有り、これらのエリア内では釣りをすることが出来ません。そのため、釣り場を決めた時などは事前にその釣り場が釣りが出来る場所なのかと言ったことを調べておくことが大切です。