船五目釣りの仕掛け・タックルの選び方|初心者向け胴付き仕掛けの基本

船五目釣りの仕掛け・タックルの選び方|初心者向け胴付き仕掛けの基本

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船の五目釣り(ライト五目・沖五目)は、アジやイサキ、カサゴ、レンコダイなど複数の魚種を一度に狙える初心者向けの人気ジャンルです。仕掛けは胴付き(枝バリ)+ビシ(コマセカゴ)が基本形ですが、狙う魚やポイントの水深、潮の速さによって適したオモリ号数や針のサイズは変わります。この記事では2026年7月の公開情報確認時点で分かっている一般的な仕掛け・タックルの目安をまとめました。船宿や地域によって指定仕掛け・レギュレーションが異なるため、乗る船の案内が最優先です。予約時や乗船時に必ず確認してください。

釣り初心者ならではの「あるある」については、「釣りの初心者「あるある」についての質問」でも話題になっています。

船五目釣りとは(何が釣れる?)

五目釣りとは、特定の一種類だけを狙うのではなく、その日その海域で回遊・生息している複数の魚種を対象にする釣り方の総称です。東京湾や相模湾などのライト五目では、アジを軸にイサキ、カサゴ、ウマヅラハギ、小型の根魚やヒラメ・マゴチが混じることもあります。沖合の深場を狙う「沖五目」ではレンコダイ(キダイ)や連子鯛系、ウッカリカサゴなど水深のある根周りの魚が中心になります。ターゲットが日によって変わるため、船宿が「今日は五目でいきます」と案内するときは、当日の状況に合わせて仕掛けやタナを調整しながら楽しむ釣りだと理解しておくとよいでしょう。

基本の仕掛け(胴付き・ビシ仕掛け)

船の五目釣りで最も広く使われるのが「胴付き仕掛け」です。幹糸から複数のハリスを枝状に出し、その下(または途中)にビシと呼ばれるオモリ付きのコマセカゴを付けて底や中層を探ります。ビシにはアミエビなどのコマセを詰め、竿をしゃくって撒きながら誘うのが基本的な釣り方です。針数は1〜3本程度が扱いやすく、初めての場合は船宿の指定仕掛けやレンタルセットを使うと失敗が少なくなります。仕掛けの号数は「浅場・潮が緩い日は軽め、深場・潮が速い日は重め」という考え方が基本で、実際の号数は船長のアナウンスに従うのが安全です。

項目 一般的な目安 備考
仕掛けの形式 胴付き(枝バリ)1〜3本 船宿の指定仕掛けが最優先
針の号数 ムツ針系で7〜12号程度 小中型主体は7〜9号、良型狙いは10〜12号が目安
ハリスの号数 フロロカーボン1.5〜3号程度 根が荒い・良型混じりは太め、渋い時は細めに調整
ビシ(コマセカゴ)の号数 浅場30〜60号、深場60〜130号程度 水深・潮の速さで大きく変わるため要確認

上の数値はあくまで一般的なレンジであり、船宿や釣行日の条件によって最適な号数は変わります。迷ったら乗船前に船宿へ電話やSNSで確認するか、当日の受付で借りられるレンタル仕掛けを利用するのが確実です。

タックル(ロッド・リール・ライン)

ライト五目では、長さ2〜2.5m前後・7:3調子の船竿がよく使われます。オモリ負荷は仕掛けの号数に合わせて選び、ライトタックル対応(軽めのビシに対応した胴調子)のモデルが扱いやすいとされています。深場を狙う沖五目やコマセ量の多い釣りでは、オモリ負荷100号前後まで対応する竿が使われることもあります。

リールは大きく分けて手巻きの両軸リールと電動リールがあります。両軸リールはアジやカサゴなど軽めのオモリを使うライトな釣りと相性がよく、クラッチ操作で仕掛けの上げ下ろしがしやすいのが特徴です。一方、水深50m以深の深場を頻繁に探る釣りや、重いビシを繰り返し巻き上げる釣りでは電動リールの負担軽減効果が大きく、船宿によっては電動リール必須・レンタルありとしている場合もあります。ラインはPEライン2〜3号を150〜200m程度巻いておくのが一般的な目安です。初めて船釣りをする場合は、船宿にレンタルタックルの有無を確認しておくと、道具を揃える前に体験できます。

釣り方のコツと船宿マナー

基本の流れは、仕掛けを海底まで下ろしてから指示ダナ(船長がアナウンスする狙うべき水深)まで巻き上げ、竿をゆっくりしゃくってコマセを撒きながら魚を誘うというものです。アタリが出たら大きく合わせすぎず、一定のスピードで巻き上げると針掛かりが安定しやすいとされています。仕掛けが着底してから糸ふけを取り、指示ダナ付近でこまめにコマセを振り出すことが釣果につながりやすいポイントです。

船釣りには仕立てと乗合があり、乗合船では他の乗船者と隣り合わせで釣りをするため、仕掛けのオマツリ(糸絡み)を避けるマナーが重要です。同じ号数・同じ長さの仕掛けを使う、潮の流れに合わせて指示された方向に仕掛けを投入する、隣の人との間隔を意識するといった配慮が求められます。船長や乗組員のアナウンスは仕掛けの号数からタナの取り方まで、その日の海況に合わせた最も的確な情報です。市販の仕掛けやタックルはあくまで目安として持参し、当日は船長の指示を優先しましょう。

持ち物・タックル

仕掛けやコマセカゴは船宿でも購入・レンタルできますが、事前に自分の号数の仕掛けを用意しておくとスムーズです。船宿の指定に合わせて胴付き仕掛けを選んでおきましょう。

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ライト五目用の船竿は、軽いビシでも感度よく扱えるモデルを選ぶと一日中快適に釣りができます。手持ちのタックルがない場合は、まずライト五目対応の船竿から揃えるのがおすすめです。

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そのほかの基本装備(クーラーボックスやライフジャケットなど)については、釣り道具ガイドまとめクーラーボックスの選び方ガイドもあわせて参考にしてください。特に沖に出る五目釣りは釣行時間が長くなりやすく、保冷力のあるクーラーボックスがあると釣った魚を美味しく持ち帰れます。

まとめ

船の五目釣りは、胴付き仕掛け+ビシを基本に、アジからカサゴ、レンコダイまで幅広い魚種を狙える初心者にも親しみやすい釣りです。針やハリス、ビシの号数、竿・リールの選び方には一般的な目安がありますが、実際に最適な仕掛けは船宿・地域・当日の海況によって変わります。この記事の数値はあくまで参考としつつ、予約した船宿の指定仕掛けやレンタル、乗船時のアナウンスを最優先に、安全第一で五目釣りを楽しんでください。

参考情報:ORETSURI「【釣果3倍】『コマセ五目』のタックル・仕掛け・釣り方を解説!」フネマガ「ライトタックルで釣りたい!船釣りで流行りのLTにおすすめのロッド・リール特集」TSURI HACK「船釣りのリールは4パターン!それぞれの特徴&おすすめアイテムを元釣具屋が紹介」Fishing Journal「金谷のアジの仕掛け最適解!ビシ号数とハリス長を見直す」

船のアジ釣りの仕掛けは船のアジ釣り仕掛けで釣り方別に整理しています。