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神奈川県を流れる相模川は、下流のテトラ帯から中流の橋脚周り、上流のえん堤下まで多彩なポイントが連なる関東屈指のバスフィッシングリバーです。ただし相模川は相模川漁業協同組合連合会などが管轄する漁業権河川であり、遊漁のルールを知らずに立ち入るとトラブルになりかねません。本記事は2026年7月の公開情報確認時点の内容をもとに、遊漁券・リリース規制の注意点と、実在するエリア情報を整理した釣り場ガイドです。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
相模川漁業協同組合連合会の遊漁規則では、やまめ・いわな・にじますなどの渓流魚、あゆ、うぐい・おいかわ・こい・ふな・うなぎ・てながえびといった「雑魚」が遊漁券の対象魚種として定められています。複数の情報源を確認したところ、ブラックバスはこの対象魚種に含まれておらず、バス釣りのみを目的とする場合は遊漁券は不要という扱いが一般的なようです。ただし同じ水域で対象魚種を混獲する可能性がある場合や、監視員から声をかけられた際のトラブルを避けたい場合は、雑魚券を購入しておくと安心です。判断に迷う場合や最新の運用は、必ず相模川漁業協同組合連合会へ直接確認してください。
もうひとつ重要なのが再放流(リリース)の扱いです。神奈川県内水面漁場管理委員会の指示により、共同漁業権が設定された県内の内水面では、オオクチバス・ブルーギルを生かしたまま持ち出したり、採捕した水域へ再放流したりすることが禁止されています(例外は芦ノ湖のみ)。相模川もこの共同漁業権が設定された河川にあたるため、キャッチ&リリース目的での釣行は法令上できません。違反した場合は罰則の対象にもなり得るため、必ず事前に最新の指示内容を確認したうえで釣行してください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 管轄 | 相模川漁業協同組合連合会ほか各地区漁協 |
| ブラックバス | 遊漁対象魚種に含まれず、バス釣りのみなら遊漁券不要とされる(要事前確認) |
| 渓流魚(やまめ等) | 日券・年券あり。料金は2025年4月改定を経ており、最新額は公式サイトで要確認 |
| 雑魚(うぐい・こい等) | 日券・年券あり。金額は公式サイトで要確認 |
| 18歳以下 | 遊漁券無料(2023年5月1日から) |
| リリース規制 | オオクチバス・ブルーギルの持ち出し・再放流は禁止(芦ノ湖を除く) |
相模川のバス釣りポイントは上流・中流・下流で特徴が異なります。上流域では相模原市の猿ヶ島や磯部頭首工えん堤周辺が知られていますが、えん堤付近には禁止区域が設定されている場所もあるため、看板表示を必ず確認してください。中流域では座架依橋や相武台下駅周辺、海老名運動公園周辺が定番エリアとして紹介されています。下流域では戸田スポーツ広場周辺、大神スポーツ広場下、神川橋周辺のテトラ帯がよく知られ、シーバスとの混生ポイントとしても人気です。ただし寒川取水えん堤周辺のように禁止区域が設定されている場所もあるため、必ず現地の看板・案内表示を確認してから釣行してください。
春は産卵前後のバスが岸寄りするタイミングで、橋脚や護岸の際を丁寧に探るのが有効とされています。夏は日中の水温上昇を避け、朝夕のマズメ時間帯にシャローで反応が出やすくなります。秋は落ちアユなどベイトの動きに合わせてバスも広範囲に散るため、テトラ帯やブレイクラインを中心にレンジを変えながら探る釣り方が有効です。冬は水温の下がりにくいディープエリアや、堰の下など流れが緩む場所に魚が溜まりやすいとされています。いずれの季節も増水後は川の状況が大きく変わるため、事前に水位情報を確認してから出かけるようにしましょう。
雨の日の釣行は増水や視界の悪化にも注意が必要です。「雨の日の釣りの注意点やおすすめの装備についての質問」でも、装備選びのポイントが紹介されています。
相模川は川幅が広く流れもあるポイントが多いため、遠投しやすいタックル選びが釣果を左右します。基本の道具立ては釣り道具ガイドまとめで全体像を確認したうえで、ロッド・ワームなど個別のアイテムを揃えるのがおすすめです。
相模川はエリアごとに表情が変わる懐の深いバスフィッシングフィールドですが、遊漁券の扱いやリリース規制は他の河川と異なる部分があり、知らずに釣行するとトラブルの原因になります。バス釣りのみなら遊漁券が不要とされる一方で、オオクチバスの再放流は共同漁業権区域である相模川でも禁止されている点は特に注意が必要です。エリア選びや装備を整えたうえで、必ず最新の規則を公式情報で確認してから、ルールを守った釣行を楽しんでください。