釣り情報宮城　初心者におすすめやポイントとコツの情報をご紹介！

宮城県での釣りは大きく分けると磯釣りが中心の三陸、仙台以南の海岸での投げ釣り、山間部での渓流釣り、沖釣りに分けられます。宮城県は淡水での良い釣り場も多いですが特徴的なのは海釣りです。三陸を含む海岸線は南北に長く、県南部と北部ではフィールドも大きく変わり、メインで釣れる魚も違いますので釣行前の釣り情報のチェックは必須です。東北地方の釣り雑誌などでも宮城県の釣り情報は多く扱われますので活用していきましょう。

初心者はサビキ釣りから

アジなどのサビキ釣りは日本海側のイメージがあるかもしれませんが、宮城県でも各所で出来ます。仙台港では8月くらいからアジが釣れ、他にもイワシやサバが狙えます。また県北部では冬の間サビキ釣りでチカが釣れます。サビキ釣りは海釣りの中でも易しい釣りで初心者の方でも群れに当たれば数が出ます。ですのでまずはこういった魚を狙い、釣りを覚えていけば良いでしょう。このサビキ釣りで狙う魚は基本的に回遊待ちの魚となります。その回遊の時期は大まかには変わりませんが、年によって多少違いますので釣り情報などで確認しましょう。

サビキ釣りアジを狙う場合、期間は短いですが仙台港以外でも狙えます。場所は塩釜港や石巻などで夏の間で例年9月くらいまで狙うことが出来ます。北部でのチカの釣期は11月から3月くらいです。こうした釣期は年によって違いますのでチャンスを逃さない為にも釣り情報の確認は必須です。こうした情報は地元誌の他釣具店などでも確認出来ます。

ファミリーフィッシングにおすすめは仙台港

仙台港は仙台市内からもそう遠くは無い位置にある巨大港です。近くに釣具店もありコンビニなども各所にあり駐車場やトイレもある為、釣り場としての立地は抜群です。各埠頭も整備されており足場も良いのでファミリーフィッシングだけでは無く初心者の方にもおすすめな釣り場です。狙える魚も多く、中～小型のアイナメ、ソイ、メバル、夜釣りではアナゴも狙えます。群れが入ればアジ、イワシ、ルアーでシーバスといった魚を狙う事が出来ます。ですが年中狙えるものでは無いので事前の確認は必要です。大ざっぱには1月から3月は狙える魚はほぼいません。

仙台港でのハイシーズンは9月から11月でこの時期が最も狙える魚が多くなります。例年ですとサビキ釣りのアジ、イワシ、探り釣りや投げ釣りでアイナメ、夜釣りのアナゴなど仙台港で狙える魚の釣期がほぼ重なります。他にも投げ釣りでカレイやハゼなど比較的簡単に釣れる魚が多いというところもファミリーフィッシングに向いている理由です。

作並の管理釣り場が人気

内陸部の方では作並の管理釣り場が人気です。ここも仙台市内から車で3～40分程と渓流の管理釣り場としてはアクセスが良く、多く釣り人が訪れます。管理釣り場といってもいわゆる釣り堀の様な場所では無く、自然の川を利用した本格的な渓流釣りの雰囲気を味わえる場所でニジマスやイワナを釣る事が出来ます。イワナはややベテラン向きの釣りとなりますが、ニジマスは釣り人の数に応じて放流されますので初心者の方でも簡単に釣ることが出来ます。営業期間は通年営業となっているので一年中釣りが出来るというところも魅力のひとつです。

宮城県内には渓流釣りの良ポイントが多いのでこれからチャレンジしてみようという方などにはこの作並の管理釣り場は恰好の練習場所にもなります。宮城県の渓流解禁は3月1日から9月30日で、解禁直後が数、型ともに良く狙い目となります。また渓流だけでは無く各ダム湖などでもニジマスやヤマメなどを狙うことが出来ます。

宮城県内の海、渓流以外のポイント

宮城県のダムなどは釣りのポイントとしても優秀です。まずは南川ダム(七ッ森湖)は県内屈指のダム湖で通年様々な魚が狙えます。冬のワカサギ、春からはニジマス、ヤマメ、ヘラブナ、ブラックバスは通年狙えます。大倉ダム、釜房湖も魚種が多く通年釣りが楽しめる場所で、釜房湖はヘラブナ釣りのメッカとしても知られています。七ヶ宿ダムも人気のある釣り場で初夏からルアー釣りでヤマメやニジマス、夏から初冬まではコイも狙えます。また各ダム湖は公園やトイレなどが整備されており、ファミリーフィッシングの場としても良いでしょう。

宮城県の釣り場は好ポイントが多い海や渓流に目がいきがちですが、こうしたダム湖もポイントとして見逃せません。釣れる魚種も多く通年釣りが楽しめ、サクラマス(降海型のヤマメ)など大物を狙う事も出来ます。公園などの他にキャンプ場が併設されている場所もあり、釣りを含めたアウトドアを楽しむには絶好の場所と言えます。

釣り場を選ぶ際のコツ

これまで述べた通りに、宮城県は海から淡水まで多くの種類の魚を狙う事が出来、そのポイントもまた多いです。ですので特に初めての釣行の際などは釣り場選びに迷うかも知れません。そういった場合は、まず自分の狙う魚を明確にする事です。その上でその魚に関する情報を集めます。各釣り情報にはその魚の釣れる場所、その季節などが載っていますので参考にしましょう。リアルタイムの情報が欲しい場合は釣具店にそういった情報が集まっています。こうして集めた情報をもとに釣り場を選べば、良い釣りが出来る可能性が自然と大きくなります。

釣りをするにあたって釣り場選びは最も重要な事ですが、何年も通ってるといった場所でもない限り釣り場を選ぶという事は難しい事です。ですから様々な釣り場とそこで狙える魚、季節を知る事が出来る釣り情報は頼りになるものですし、それをもとにして釣行しその中でさらにポイントを絞るというのが、さらなる釣果につながります。

まとめ

宮城県は東北最大の都市仙台市を中心に人口も多く、それに比例して釣り人の数も多い県です。そしてそれに負けない程、沖釣りから渓流釣りまで幅広く良い釣り場があり、またそれに伴う釣り情報も豊富です。季節ごとの釣り場や魚種など、釣行前だけでは無く普段からそういった情報に触れておけば釣りの幅も自然と広がるでしょう。最後に宮城県でも釣りに関する事故がありますので、そうならない為のも立ち入り禁止の場所はもちろん危険だと思われる場所には決して近づかず、海の場合はライフジャケットを着用して、安全に釣りを楽しみましょう。