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岩手県の渓流釣り(イワナ・ヤマメ)は、県内25の会員漁協が加盟する岩手県内水面漁業協同組合連合会が発行する「岩手県内共通遊漁承認証」を使うと、多くの河川を1枚の承認証でまかなえます。この記事では、承認証の料金・使えない河川、県が定める体長制限・禁漁期間を公式サイトの記載どおりに整理しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 岩手県内共通遊漁承認証(年券・全魚種/あゆを含む) | 24,000円 |
| 岩手県内共通遊漁承認証(年券・雑魚/あゆ以外) | 17,000円 |
| 渓流魚(イワナ・ヤマメ)解禁日 | 3月1日 |
| あゆ解禁日 | 7月1日から会員漁協ごとに順次 |
| 共通遊漁承認証が使えない河川 | 雫石川上流部(御所ダム上流)・岩洞湖・米代川・津軽石川(宮古市区域)・普代川・有家川 |
| 問い合わせ | 岩手県内水面漁業協同組合連合会 019-623-8712 |
情報確認日:2026年9月25日。
岩手県内水面漁業協同組合連合会の公式サイトによると、共通遊漁承認証(年券)の遊漁料は「全魚種(あゆを含む)」が24,000円、「雑 魚(あゆ以外)」が17,000円です。申込は遊漁料の振込後、タテ3cm×ヨコ2.4cmの顔写真を貼付した申込書を郵送する方式で、発送まで受付から約1週間(2月の申込は3月1日の渓流釣り解禁日に合わせて混み合うため約10日)かかると案内されています。窓口での即日発行はしていないため、解禁日に間に合わせたい場合は余裕をもって申し込む必要があります。1枚の承認証で県内の会員漁協(下安家・安家川・小本河川・小本川・田老町河川・閉伊川・大槌河川・鵜住居川・盛川・気仙川・砂鉄川・胆江河川・和賀川淡水・上猿ヶ石川・猿ヶ石川・豊沢川・西和賀淡水・稗貫川・雫石川東部・盛岡河川・松川淡水・上北上川・上馬淵川・南部馬淵川・西部九戸河川の25組合)の多くの河川に対応しますが、河川ごとの単協遊漁券・種あゆ券を別途販売している組合もあるため、目的の川がどちらの扱いか確認すると安心です。
公式サイトには「次の河川は、共通遊漁券利用対象外」として「雫石川上流部(御所ダム上流)、岩洞湖、米代川、津軽石川(宮古市区域)、普代川、有家川」が明記されています。これらの河川で釣りをする場合は、共通遊漁承認証を持っていても別途その河川専用の遊漁券や入漁の手続きが必要になるため、出かける前に対象河川かどうかを確認してください。
岩手県公式サイト「内水面に関する漁業調整規則等」(岩手県漁業調整規則の遊漁関係抜粋)によると、体長・期間の制限は次のとおりです。いわなは「全長13センチメートル以下のものに限る」場合は周年禁止、「全長13センチメートルを超えるものに限る」場合は「10月1日から翌年2月末日まで」禁止。やまめ(ひかりを含む)も同じ基準で、13cm以下は周年禁止、13cm超は10月1日から翌年2月末日まで禁止です。あゆは「1月1日から6月30日まで」内水面での採捕が禁止されており、これが「7月1日から順次解禁」という会員漁協の案内と対応しています。投網・刺し網は「網目20ミリメートル以上」でなければならず、かぎ・やす(ます採捕目的)や電流を用いる漁法など10項目の漁具・漁法も禁止されています。なお同ページの更新日は平成27年8月6日(2015年8月6日)と表示されているため、区間や河川固有の細かい規則は最新版を各漁協へ確認するのが確実です。
岩手県漁業調整規則第38条では、特定の河川区間を通年または期間限定で採捕禁止とする「禁止区域」が定められています。例えば安比川は「二戸市浄法寺町駒ケ嶺地内の滝見橋上流端の上流200メ一トルの地点から同橋下流端の下流100メートルの地点までの間の区域」(原文ママ。「200メ一トル」は岩手県公式ページの表記)が禁止区域に指定されており、このほか雫石川・三田市川・丹藤川・猿ヶ石川・砂鉄川・閉伊川・馬淵川・北上川・中津川にも個別の禁止区域があります。区域によっては「9月10日から10月10日までの間のあゆのがら掛け又は友釣りによる採捕」のみ例外的に認められる区間もあるため、詳細は規則本文と現地の看板、管轄漁協の遊漁規則をあわせて確認してください。
岩手県内水面漁業協同組合連合会は、あゆ釣りの案内で「河川の状況、クマの出没に気を付けて安全に釣りを楽しんでください」と呼びかけています。渓流は増水・滑りやすい岩場に加えてクマとの遭遇リスクもあるため、熊鈴や無線・笛など音を出す装備を携行し、単独行動を避け、増水時は早めに川から離れる判断が必要です。堰堤を越える際は無理に登らず、近くの巻き道(山道)を使うのが安全です。遊漁承認証は見やすい場所に付け、禁漁区域・体長制限を事前に確認してから入渓してください。
岩手県で渓流釣りをするには何が必要ですか?
釣りをする川を管理する漁協の遊漁承認証が必要です。多くの会員漁協は岩手県内水面漁業協同組合連合会の「岩手県内共通遊漁承認証」(年券24,000円/17,000円)でまかなえますが、雫石川上流部・岩洞湖・米代川・津軽石川(宮古市区域)・普代川・有家川はこの承認証の対象外なので別途確認してください。
持ち帰れるサイズに決まりはありますか?
岩手県漁業調整規則により、いわな・やまめ(ひかりを含む)は全長13センチメートル以下が周年禁止、13センチメートルを超える個体も10月1日から翌年2月末日までは禁止です。あゆは1月1日から6月30日まで採捕禁止(内水面)です。
解禁日はいつですか?
渓流魚(イワナ・ヤマメ)は3月1日、あゆは7月1日から会員漁協ごとに順次解禁となります(河川によって前後することがあるため、最新の解禁情報は連合会・各漁協で確認してください)。
安比川はどこでも釣りができますか?
いいえ。岩手県漁業調整規則で安比川の一部区間(二戸市浄法寺町駒ケ嶺地内)が禁止区域に指定されています。安比川に限らず、区域によって禁漁区間が個別に定められているため、事前に規則を確認してください。
渓流釣りの仕掛け作りは渓流釣り仕掛けの作り方、エサの選び方は釣り餌の選び方ガイド、渓流全般の基礎知識は渓流釣り場ガイド、装備はウェーダーの選び方もあわせてご覧ください。道具・釣り場は下記のまとめ記事からも探せます。
この記事は2026年9月25日時点で岩手県内水面漁業協同組合連合会・岩手県公式サイトから確認できた情報をもとに作成しています。遊漁料・解禁日・禁漁区域は変更されることがあるため、釣行前に必ず最新情報を各公式サイト・管轄漁協でご確認ください。