名古屋の釣り場|中川運河は釣り禁止・金城ふ頭は制限区域

名古屋の釣り場|中川運河は釣り禁止・金城ふ頭は制限区域

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「名古屋 釣り」「名古屋 釣り場」で検索すると名古屋港周辺の情報が多く出てきますが、名古屋港は工業港として整備された区域が大半を占め、公式に釣り場として開放されている場所は限られています。この記事は名古屋港管理組合・愛知県・名古屋市の公式ページを確認し、2026年9月時点で「公式に釣りができると確認できた場所」と「立入禁止の可能性があり現地確認が必要な場所」を分けて整理したものです。金城ふ頭(金城橋周辺)・中川運河・堀川で釣りができるかどうかについても、管理者の公式情報を確認した範囲でまとめています。

釣り場 エリア 釣り可否(現況) 駐車場・トイレ
新舞子マリンパーク魚釣り施設 知多市緑浜町(名古屋市中心部からやや離れる) 釣り可能(公式に開放・利用無料) 駐車場あり(浜開き期間中・土日祝1回500円)/施設内トイレなし(マリンパーク共用トイレを利用)
金城ふ頭(金城橋・金城西橋周辺、中央緑地含む) 港区・名古屋港 公共岸壁(W52〜59・W60〜64)は名古屋港管理組合の制限区域で一般立入不可。中央緑地は2016年1月31日に北側部分と中央駐車場を閉鎖(施設自体は現存)。制限区域外の護岸の釣り可否は公式記載なし 周辺に商業施設あり
名古屋港9号地・潮見ふ頭周辺 港区潮見町 不明。名古屋港管理組合の公式ページに該当区域の釣り可否の記載はなく、複数の釣行ブログが立入禁止化を報告しているが一次資料での確証は未確認 不明
名古屋港海づり公園(通称・知多堤) 知多市南浜町 閉鎖(2013年2月使用停止・施設撤去、2017年2月15日に整備を行わない方針を公表) 該当なし
中川運河 港区・中川区 釣り禁止。名古屋港管理組合港湾施設条例施行規則第67条で「運河において…釣魚をすること」を明確に禁止(許可の例外にも含まれない) 不明
堀川 中川区・港区ほか 管理者(名古屋市長)の公式ページに釣りを禁止する明記は見当たらないが、公式に「釣り場」として整備された場所ではない 場所による
庄内川河口・藤前干潟周辺(稲永公園) 港区野跡・稲永 ラムサール条約登録湿地・国指定鳥獣保護区特別保護地区。釣り可否の明示はないが、保護区域としてのマナー配慮が必要 不明

情報確認日:2026年9月26日。各施設の営業時間・料金・規制は変更される場合があるため、釣行前に管理者の最新情報をご確認ください。

名古屋市内・近郊で釣りができる場所と現況(港湾の立入禁止区域を含む)

2026年9月時点で、名古屋港管理組合が公式に「釣り場」として案内しているのは新舞子マリンパーク魚釣り施設(愛知県知多市緑浜町2番地)のみです。利用時間は5:15〜20:00・年中無休(運営者公式サイトの表記。名古屋港管理組合の施設案内では午前5時〜午後9時と表記されており食い違うため、現地・運営者の最新案内を優先してください)、利用料は無料で、駐車場は浜開き期間中および土・日・祝日のみ1回500円かかります。施設内にトイレはなく、新舞子マリンパーク内の共用トイレを利用します。釣り餌は魚釣り施設入口の自動販売機で購入できます(新舞子マリンパーク公式サイト「魚釣り施設」で確認)。名古屋港管理組合の告示「臨港緑地の名称等」でも、港内の臨港緑地のうち「魚釣り施設」の記載があるのは新舞子マリンパークのみで、指定管理者は株式会社日誠です(名古屋港管理組合公式サイト「新舞子マリンパーク」施設案内で確認)。

一方、「名古屋港の釣り公園」として過去に紹介されてきた知多市南浜町の名古屋港海づり公園(通称・知多堤)は、国が実施した高潮防波堤(知多堤)の改良工事にともない2013年(平成25年)2月に使用を停止し、施設を撤去しました。その後、名古屋港管理組合は恒久的な魚釣り施設のあり方を検討したうえで、2017年(平成29年)2月15日、同地(北浜地区南面)について「災害時の施設の安全性の確保や避難が極めて困難であるため魚釣り施設整備を行わないこととします」と公表しています(名古屋港管理組合「名古屋港の魚釣り施設のあり方について」2017年2月15日)。旧・知多堤への釣行は避けてください。詳しい経緯は関連記事「名古屋港海づり公園(知多堤)の閉鎖と新舞子マリンパークの詳細ガイド」でまとめています。

金城ふ頭(金城橋・金城西橋の下周辺、中央緑地を含む)は港区空見町・金城ふ頭に広がる港湾区域です。名古屋港管理組合の「名古屋港公共バース制限区域」図によると、金城ふ頭のW52〜59・W60〜64の公共岸壁は制限区域に指定されています。同組合の港湾施設条例施行規則第8条の2は「何人も管理者が別に定める制限区域内に正当な理由なく立ち入つてはならない」と定め、2014年7月からは制限区域に立ち入る全ての人に本人・所属・目的の確認(3点確認)が必要で、確認できない場合は入場不可としています(名古屋港管理組合公式サイト「制限区域への入場方法の変更」「名古屋港公共バース制限区域」図で確認)。つまり公共岸壁部分は一般の人が立ち入れる場所ではありません。金城ふ頭中央緑地(散策・休息施設として現存)は、2016年1月15日に名古屋港管理組合が民間の商業施設開発にともない北側部分と中央駐車場を1月31日付で閉鎖すると発表しています(流通ニュース2016年1月15日付報道。組合発表原文は未到達)。緑地の残る部分や制限区域外の護岸での釣り可否について、名古屋港管理組合の公式ページに「釣り」「禁止」に関する明記は見当たりません。訪れる前に名古屋港管理組合へ確認するか、現地の立入禁止表示・警備員の指示に従ってください。

名古屋港9号地・潮見ふ頭周辺も同様に、名古屋港管理組合の公式ページに釣り可否の明記は見当たらない一方、複数の釣行ブログ・釣り場情報サイトが「以前は釣り場として知られていたが、現在は柵が設置され立入禁止になっている」と報告しています。いずれも一次資料での確証は取れていないため、この記事では「おすすめの釣り場」として案内せず、現地確認を前提とした注意喚起にとどめます。

中川運河・堀川で釣りはできるか

中川運河(中川口はしけだまり・南幹線・中幹線・北幹線・北支線・東支線・堀止船だまり)は名古屋港管理組合が管理する港湾施設で、釣りは明確に禁止されています。同組合の港湾施設条例施行規則第65条(定義)は「条例第二条第一項に規定する運河とは、中川運河の水路、護岸、通船門、船だまり等をいう」と定め、第67条(行為の禁止)は「運河において次に掲げる行為をしてはならない」として第五号に「釣魚をすること」を挙げています。同条のただし書きで許可の例外が認められるのは第一号・第二号・第七号・第八号・第九号のみで、第五号(釣魚)は例外に含まれません。つまり中川運河での釣りは、許可の有無にかかわらず一律に禁止されています(名古屋港管理組合港湾施設条例施行規則で確認、2026年9月26日)。

一方、堀川(黒川を含む)は名古屋市長が管理する一級河川(庄内川水系)です(名古屋市公式ページ「名古屋市内を流れる河川の管理」で確認)。名古屋市の「河川等の利用」ページには「河川敷地は…公共用物として…一般公衆の多様な利用に供すべきものです」とありますが、釣りについての具体的な言及や、堀川での釣り禁止を明示する記載は確認できませんでした(2026年9月26日確認)。公式に「釣り場」として整備された施設ではなく、周辺は貨物車両の通行がある工業エリアも含むため、フェンスや立入禁止表示がある場所には入らず、足場・柵の有無を現地で確認してください。

狙える魚と時期

新舞子マリンパーク魚釣り施設の公式サイト「四季の魚」案内によると、季節ごとの主な釣果は次のとおりです。春はセイゴ・サッパ・マゴチ・キス・ウナギ・コノシロ・渡カニ・アイナメ・メバル、夏はタチウオ・サッパ・ハゼ・カサゴ・アジ・セイゴ・ハモ・ギマ・コノシロ・カレイ・渡カニ・イシダイ、秋はカサゴ・セイゴ・ハモ・タコ・アイナメ・メバル、冬はクロダイ・タチウオ・カサゴ・アイナメ・メバルです。よくある問合せでは「アイナメ・クジメ・ソイ・タケノコメバルなどが釣れています」と案内されています。

愛知県の「遊漁に関するルール」(愛知県漁業調整規則にもとづく)では、貝類や一部の魚に採捕できる時期・大きさの制限があります。アサリは殻長2.5cm以下、ハマグリは3cm以下、バカガイは4cm以下、アカガイは5cm以下、トリガイは4cm以下が採捕禁止です。アユは1月1日〜5月10日(木曽川・南派川は5月31日まで)、ボラ(当歳魚)は3月1日〜7月31日、シラウオは4月1日〜11月30日、アマゴは10月1日〜1月31日が禁漁期間にあたります。ウナギは全長20cm以下、コイは20cm以下、フナは6cm以下が採捕禁止、しらすうなぎ(体長13cm以下のウナギ)・なまこ・あわびは原則採捕禁止です。また、漁業権が設定されている水域で、漁業権の内容となっている貝や海藻等をとると漁業権侵害に問われることがあります(愛知県公式サイト「遊漁に関するルール」で確認)。名古屋近郊で貝拾いを兼ねる場合や河口部での釣りでは、この規則の対象になることがあるため事前に確認してください。

規制・禁止事項

新舞子マリンパーク魚釣り施設の利用規約(公式サイト)では、次の行為が禁止されています。

  • 所定の場所以外での釣り行為(防波堤の上段天端部分に乗っての釣り行為)
  • 1人で3本以上の釣り竿を用いた釣り行為(釣り竿は1人2本まで)
  • 砂・赤土・おから等を使った「だんご釣り」「ウキふかせ釣り」等、それらを大量にまき餌にする行為
  • 他人に危害を及ぼし、又は他人の迷惑になる恐れのある釣り行為/めいてい状態での釣り行為
  • 所定の場所以外にゴミ、空き缶その他汚物を捨てる行為/たき火・花火等火気を使用する行為
  • 釣竿を使用しないで魚介類を採捕する行為、わかめなどの水産植物を採捕する行為

また、12歳未満の子供のみでの利用はできず、必ず16歳以上の大人が同伴・引率する必要があります。愛知県漁業調整規則にもとづく採捕禁止・体長制限・禁漁期間は前章「狙える魚と時期」のとおりです。庄内川河口の藤前干潟周辺は国指定鳥獣保護区特別保護地区・ラムサール条約登録湿地に指定されており(名古屋市公式ページで確認)、渡り鳥の重要な中継地です。この記事の確認範囲では釣りそのものを禁止する記載は確認できませんでしたが、保護区域である以上、仕掛けや釣り糸・餌の袋などのゴミは持ち帰り、現地の看板の案内に従ってください。

アクセス・駐車

新舞子マリンパーク魚釣り施設(公式サイト確認)は、公共交通機関の場合は名鉄常滑線「新舞子」駅下車、西へ徒歩約10分です。車の場合は国道155号(西知多産業道路)の日長ICを下車し、西へ進んでT字路を左折、市道を南下して新舞子グリーンラインを渡ってすぐの場所にあります(ICから約2分)。駐車場は新舞子マリンパーク駐車場(第二駐車場が魚釣り施設に近い)で、浜開き期間中・土日祝は1回500円です。

金城ふ頭へは名古屋駅からあおなみ線で金城ふ頭駅まで約24分です(名古屋港管理組合公式ページで確認)。ただし前述のとおり、周辺の釣り可否は一次資料で確証が取れていないため、駅から近いというアクセスの良さだけで釣行先として案内することは控えます。訪れる場合は現地の立入禁止表示を確認してください。

タックル・仕掛け

新舞子マリンパークのように防波堤・護岸から多魚種を狙う場所では、サビキ釣り(アジ・サッパ・イワシなど)と投げ釣り(キス・カレイなど)、ウキ釣り(クロダイ・セイゴなど)が定番です。初心者はレンタルの「初心者釣りセット」(投げ釣り・サビキ釣り兼用)を利用すれば、道具を持っていなくても釣行できます。自分で道具をそろえる場合は、堤防・護岸向けの万能ロッド(2〜3.6m程度)とスピニングリール、サビキ仕掛けセットがあれば幅広い魚種に対応できます。詳しい選び方は関連記事「釣り道具・タックルおすすめガイド」もあわせてご覧ください。

安全とマナー

  • 名古屋港海づり公園(知多堤)は閉鎖されており、再開の見込みはないとされています。釣行先は新舞子マリンパーク魚釣り施設を利用してください。
  • 新舞子マリンパークでは防波堤の上段天端部分での釣り行為・だんご釣り・ウキふかせ釣り(大量のまき餌)が禁止されています。釣り竿は1人2本までです。
  • ゴンズイ・ハオコゼ・アイゴ・アカエイは新舞子マリンパーク公式サイトが注意喚起している危険な魚です。素手で触らないでください。
  • 金城ふ頭の公共岸壁(W52〜59・W60〜64)は名古屋港管理組合の制限区域で一般の立入りができません。名古屋港9号地周辺も立入禁止との報告が複数あります(一次資料での確証は未確認)。フェンスや表示、警備員の指示に従い、無理に立ち入らないでください。
  • 藤前干潟周辺(庄内川河口)はラムサール条約登録湿地・鳥獣保護区です。仕掛け・釣り糸・餌の袋などのゴミは必ず持ち帰ってください。
  • 12歳未満の子供のみでの利用はできません。16歳以上の大人の同伴・引率が必要です(新舞子マリンパーク)。

よくある質問(FAQ)

名古屋で釣りができる場所はどこですか?
2026年9月時点で名古屋港管理組合が公式に釣り場として案内しているのは、知多市の新舞子マリンパーク魚釣り施設です。名古屋港内の金城ふ頭・9号地周辺は釣り可否が一次資料で確認できず、複数の釣行報告は立入禁止と伝えています。訪れる前に現地の表示を確認してください。

金城橋(金城ふ頭)で釣りはできますか?
金城橋は港区空見町にあり、金城ふ頭の南側に位置します(中川運河・堀川とは別の場所で、中川口通船門までは北へ約5km離れています)。金城ふ頭の公共岸壁(W52〜59・W60〜64)は名古屋港管理組合の制限区域で一般の人は立ち入れません。制限区域外の護岸での釣り可否は公式な記載が見当たりません。なお中川運河は港湾施設条例施行規則で釣りが明確に禁止されており、堀川には禁止の明記がありません。

名古屋港海づり公園(知多堤)は今も利用できますか?
利用できません。2013年(平成25年)2月に使用停止・施設撤去となり、2017年(平成29年)2月15日に名古屋港管理組合が同地での魚釣り施設整備を行わない方針を公表しています。代わりの施設が新舞子マリンパーク魚釣り施設です。

新舞子マリンパークの魚釣り施設は無料ですか?
釣り自体の利用料は無料です。駐車場は浜開き期間中と土・日・祝日のみ1回500円かかります。

名古屋近郊でファミリーフィッシングに向いた場所は?
この記事で一次資料により釣り可否を確認できた範囲では、安全対策(転落防止柵・浮輪・防犯カメラ等)が公式に案内されている新舞子マリンパーク魚釣り施設が該当します。他のエリアは立入禁止の可能性がある区域を含むため、現地確認なしでの推奨は控えます。

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出典一覧(2026年9月26日確認)

この記事は2026年9月26日時点で確認できた公式情報をもとに作成しています。立入禁止・営業時間・料金などの状況は変更される場合があるため、釣行前に必ず各施設・管理者の最新情報と現地の表示をご確認ください。