石狩の釣り場ガイド|新港の立入制限とサケ河口規制

石狩の釣り場ガイド|新港の立入制限とサケ河口規制

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石狩市は札幌市の北西に隣接し、石狩湾新港・石狩川河口・厚田区・浜益区の漁港など、海と川の釣り場が市内に点在しています。ただし石狩湾新港は本来「港湾物流のための施設」であり釣り専用に開放された場所ではないため、エリアによっては立入が制限されています。この記事では、石狩湾新港管理組合と北海道庁が公開している一次資料をもとに、2026年9月時点で確認できた立入可否とサケ・マスの河口規制を整理しました。

項目 内容
石狩湾新港 北海道・小樽市・石狩市の共同管理(石狩湾新港管理組合)/港湾物流施設のため釣り専用エリアはなし。一般開放は樽川プロムナード・中央西海浜・花畔ふ頭駐車場の3施設
石狩川河口(サケ・マス) 河口沿岸 左右岸各1,000m・沖合2,000mが採捕禁止区域/禁止期間 5月1日〜11月30日
厚田川河口(サケ・マス) 河口沿岸 左岸200m・右岸100m・沖合(右100m左200m)が採捕禁止区域/禁止期間 5月1日〜8月31日
浜益川河口(サケ・マス) 河口沿岸 左岸100m・右岸200m・沖合300mが採捕禁止区域/禁止期間 9月6日〜10月13日(令和7年度実績・海区漁業調整委員会指示のため年度で変動)
厚田漁港・浜益漁港 いずれも北海道管理の漁港(サケ定置網・ホタテ養殖が主)。個別岸壁ごとの立入禁止告知は今回の一次資料では確認できず
情報確認日 2026年9月26日

情報確認日:2026年9月26日。

石狩湾新港で釣りができる場所・できない場所

石狩湾新港管理組合が公開している「港の立入制限について(詳細)」PDFのQ&Aには、「Q:釣りはどこですることができますか?」に対して「A:石狩湾新港では釣り用として開放している施設はありませんが、樽川プロムナード、中央西海浜、花畔ふ頭駐車場は一般に開放されている施設です。」と明記されています。逆に、フェンスで囲われ「関係者以外立入禁止」の看板やゲートがある区域(保安上の理由による赤色区域、防波堤・消波ブロックなどの紫色区域、水域の青色区域、他者所有地のオレンジ色区域)は釣り目的であっても立ち入りが禁止されています。同PDFには「立入禁止区域への立ち入りについては、軽犯罪法違反で検挙されます。転落死亡事故も発生していることから、安全確保のため、警察等と連携し対応しています。」とあり、実際に「これまでに立入制限区域において、釣り人の転落死亡事故や遊泳中の死亡事故が発生しています。」と記載されています。樽川プロムナード・中央西海浜・花畔ふ頭駐車場のような一般開放施設であっても、防波堤や護岸に安全設備が整っているわけではないため、海面に近い場所での釣りは転落に注意してください。また周辺道路への路上駐車は港湾利用者からの苦情が多いため避けましょう。

石狩川・厚田川・浜益川のサケ・マス河口規制(2026年時点)

北海道庁が公開する遊漁ルールの冊子によると、「内水面でのさけ・ますの採捕は全面的に禁止」されており、「海面のさけ・ます釣りは、河口付近の規制や体長制限のほか、船釣りに制限が設けられている海域があります」と案内されています。北海道漁業調整規則第42条関係の「河口付近等におけるさけ・ます採捕禁止区域一覧」(令和7年度実績)によると、石狩振興局管内の3河川は次のとおり採捕が禁止されています。

  • 石狩川:河口沿岸 左岸(1,000m)・右岸(1,000m)、沖合2,000m 禁止期間 5月1日〜11月30日
  • 厚田川:河口沿岸 左岸(200m)・右岸(100m)、沖合(右100m・左200m) 禁止期間 5月1日〜8月31日
  • 浜益川:河口沿岸 左岸100m・右岸200m、沖合300m 禁止期間 9月6日〜10月13日(海区漁業調整委員会指示・令和7年度実績)

浜益川のみ禁止期間が「海区漁業調整委員会指示」による年度ごとの指示で、資料には「令和8年度の委員会指示の内容については、釣行前に関係する(総合)振興局もしくは海区漁業調整委員会(巻末参照)にお問い合わせください」との注意書きがあります。石狩川・厚田川の期間は北海道漁業調整規則に基づく基本規制のため年度による変動はありませんが、最新版は必ず北海道庁「フィッシングルール」ページで確認してください。なお同資料のQ&Aには「はい。キャッチ&リリースは採捕になります。」「『釣りをする』行為は採捕に該当しますので、リリースしたとしても、禁止魚種の場合は違法行為となり罰則の対象となることがあります」とも明記されており、上記の期間・区域内でサケ・マスがヒットしても持ち帰り・リリースを問わず違法になります。また浜益川には「浜益川さけ有効利用調査実行委員会事務局」(一般社団法人石狩観光協会浜益事務所)による有効利用調査の制度があり、事前登録した採捕従事者に限り調査目的の河川内釣行が認められる場合があります。詳細は同事務局への確認が必要です。

石狩湾新港周辺で釣れる魚と仕掛け

一般開放されている樽川プロムナード・中央西海浜・花畔ふ頭駐車場の周辺では、カレイ・チカ・ホッケ・イカ・タコなどが釣れると各種釣行記録サイトで報告されています(個別の釣果・ポイントの断定は今回の一次資料では確認できないため、あくまで一般的な傾向として記載します)。投げ釣りではカレイ・チカ、サビキ仕掛けではチカ、ワームやエギを使うロックフィッシュ・イカ狙いのタックルも人気です。港内は人が多いポイントでは仕掛けが隣の釣り人と絡みやすいため、投げる方向とタイミングに注意してください。地元では春先に岸壁でカニ類(クリガニなど)を掛ける遊びも見られますが、対象種や漁業権の有無は場所によって異なり、今回の一次資料では石狩湾新港周辺での採捕可否を裏付ける公式な明文は確認できませんでした。なお毛ガニ(ケガニ)は北海道全域で漁業権の対象となっており、遊漁者による採捕はできません。

安全対策とマナー

石狩湾新港では立入制限区域外であっても防波堤・護岸から海面までの高さがあり、転落事故が実際に発生しています。ライフジャケット(救命胴衣)を着用し、単独釣行を避け、天候急変時は早めに切り上げてください。ゴミ・仕掛け・釣り糸は必ず持ち帰り、港湾利用企業の荷役作業や船舶の航行を妨げないようにしましょう。港湾区域内(水域)での遊泳・プレジャーボート・水上オートバイ・ゴムボート・カヤック等の利用は条例により禁止されています。石狩川・厚田川・浜益川の河口規制区域では、区域・期間内のサケ・マス釣り自体が違法になるため、区域の目安(標柱・看板)を確認してから釣行してください。

よくある質問(FAQ)

石狩湾新港で釣りができる場所はどこですか?
石狩湾新港管理組合の公式Q&Aによると、一般に開放されているのは樽川プロムナード・中央西海浜・花畔ふ頭駐車場の3施設です。それ以外のフェンス・看板で「関係者以外立入禁止」とされている区域は釣り目的でも立ち入りできません。

石狩川でサケ・マス釣りはできますか?
河口沿岸左右岸各1,000m・沖合2,000mの区域では、5月1日〜11月30日の期間、サケ・マスの採捕(キャッチ&リリースを含む)が禁止されています。この区域・期間外でも、内水面(河川内)でのさけ・ます採捕は原則全面禁止です。

厚田川・浜益川も同じ規制ですか?
河口禁止区域の範囲と禁止期間は河川ごとに異なります。厚田川は左岸200m・右岸100mで5月1日〜8月31日、浜益川は左岸100m・右岸200mで9月6日〜10月13日(令和7年度実績・年度により変動)です。浜益川は有効利用調査の登録制度もあるため、詳しくは事務局にご確認ください。

立入禁止区域に入るとどうなりますか?
石狩湾新港管理組合の資料によると、立入禁止区域への立ち入りは軽犯罪法違反として検挙の対象になります。転落死亡事故も発生しているため、安全のためにも立ち入らないでください。

関連情報

これから海釣りを始める人は海釣りの始め方、足場の悪い場所での安全対策は釣り用ライフジャケットの選び方、餌選びは釣り餌の選び方ガイドもあわせてご覧ください。北海道全体の釣り場は下記のまとめ記事からも探せます。

出典一覧(2026年9月26日確認)

この記事は2026年9月26日時点で石狩湾新港管理組合・北海道庁の公式資料から確認できた情報をもとに作成しています。立入制限区域・河口規制の区域や期間は年度により変更されることがあるため、釣行前に必ず各公式サイトの最新情報をご確認ください。