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霞ヶ浦(茨城県)は関東屈指の広さを誇る湖で、初心者やファミリーでも楽しめる釣り場が点在しています。この記事では「霞ヶ浦 釣り 初心者」で調べている方向けに、公開情報にもとづいて釣り場の選び方・テナガエビとハゼを中心にした始め方・そして知らないと違反になりかねない外来魚のルールまでを整理しました。霞ヶ浦・北浦は護岸や水門周辺に立入禁止の区画が少なくないため、まずは釣り可否と足場を確認できる場所から選ぶことが大切です。
下表は2026年7月時点で公開情報をもとに確認できた内容です。現地取材は行っておらず、最新の規則は霞ケ浦北浦水産事務所や各自治体、現地の看板でご確認ください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| エリア | 茨城県南東部の霞ヶ浦(西浦)・北浦を中心とする水域。土浦市・かすみがうら市・行方市・潮来市・稲敷市など沿岸の複数市町にまたがります |
| 主な魚種 | テナガエビ、ハゼ、ワカサギ、コイ、フナ、オオクチバス(ブラックバス)、ブルーギル、アメリカナマズ(チャネルキャットフィッシュ)、ナマズなど |
| シーズン | 通年で釣りができるとされますが、テナガエビはGW明け〜8月頃(6月がピーク)、ハゼは8月下旬〜11月頃(9月の「彼岸ハゼ」が最盛期)が狙いやすい時期とされています |
| 規制の有無 | 霞ヶ浦・北浦は漁業法上「海」と同様に扱われるため、釣り対象の魚種に関わらず遊漁券は不要です。一方でワカサギは1月21日〜2月末日および5月1日〜7月20日が採捕禁止期間、コイは5月11日〜6月10日が採捕禁止期間かつ全長15cm以下は採捕禁止など細かな規制があります。加えて保護水面・法令上の禁止区域、および港湾管理者が独自に釣りを禁止する区域(土浦港など)があるため、釣り場ごとの確認が必須です |
| 情報確認日 | 2026年7月時点で確認できた公開情報にもとづきます。規則・施設状況は変更されることがあるため、釣行前に必ず最新情報をご確認ください |
出典:茨城県「釣りに関するよくあるQ&A」、茨城県「釣りのルールとマナー」、茨城県「河川・湖沼(霞ヶ浦北浦を含む)におけるワカサギの採捕禁止について」
「霞ヶ浦 釣り 初心者」で検索している方に最初におすすめしたいのは、ブラックバスよりもテナガエビやハゼといった小物釣りです。仕掛けがシンプルで足元から狙いやすく、時期が合えば数釣りも期待できるため、初めての釣行やお子さん連れにも向いています。テナガエビはGW明けから夏にかけて、ハゼは晩夏から秋にかけてが狙い目とされており、この2種を軸に季節を選ぶと計画が立てやすくなります。
場所選びで最も大切なのは、「釣りができる場所かどうか」を事前に確認することです。霞ヶ浦・北浦には保護水面や禁止区域が法令で定められているほか、港湾管理者が独自に釣りを禁止しているエリアもあります。公園などとして整備され、駐車場・トイレが確認できる場所を選ぶと、禁止区域を避けやすく、初めての方でも安心して釣りを楽しめます。
以下は公開情報で駐車場・トイレ・足場のいずれかが確認できたスポットです。禁止区域・保護水面ではないか、現地の看板表示は必ずご自身で確認してください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 茨城県土浦市大岩田地内 |
| アクセス | JR土浦駅から車で15分程度 |
| 駐車場 | 公園の駐車場を利用可能 |
| トイレ | 公園内にあり |
| 足場 | 公園に隣接する備前川水門周辺の護岸から釣りをするアングラーが多いとされますが、足場が広くない箇所もあるため無理なキャストや移動は避けてください |
| 主な魚種 | ブラックバス、ブルーギル、ハゼなど |
| 釣り可否 | 公園の敷地内(芝生広場など)は釣り禁止です。隣接する水門・護岸沿いの公共エリアで釣りをするのが基本とされていますが、禁止表示の有無は現地で必ず確認してください |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 茨城県かすみがうら市坂 |
| アクセス | かすみがうら市街地から車で移動(公共交通は限られるため車が中心) |
| 駐車場 | 公園駐車場あり |
| トイレ | 公園内にあり |
| 足場 | 遊歩道沿いで足場は良好とされ、ファミリーでの釣行に向いています |
| 主な魚種 | ハゼ、テナガエビ、フナ、コイ、ブラックバスなど幅広く狙えるとされています |
| 釣り可否 | 公園に隣接する護岸で釣りをするアングラーが多いスポットです。保護水面・禁止区域に該当しないか現地の表示で確認してください |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 茨城県行方市玉造甲、霞ヶ浦大橋のたもと |
| アクセス | 国道354号沿い、車でのアクセスが中心 |
| 駐車場 | 道の駅たまつくりの駐車場を利用可能 |
| トイレ | 道の駅内に24時間利用できるトイレあり |
| 足場 | 湖岸沿いに約40kmのサイクリングロードが整備されており歩きやすい区間があります。沖には石積みなどのストラクチャーが点在します |
| 主な魚種 | ブラックバス、ブルーギルなど |
| 釣り可否 | 道の駅・公園施設そのものではなく、隣接する公共の護岸・湖岸で釣りをするのが基本です。禁止区域でないか現地で確認してください |
釣り場探しの基本的な考え方は釣り場ガイドまとめでも紹介しています。
出典:20代から始めるアウトドア「霞ヶ浦総合公園は駐車場も広くて便利」、レジャーフィッシングガイド「霞ヶ浦の初心者向け釣りスポットはここ!」、観光いばらき公式「道の駅たまつくり」
下表はワカサギの採捕禁止期間など公的に確認できる情報と、一般的な釣り情報サイトで紹介されている目安をもとにした季節の傾向です。年によって水温や水位が変わるため、あくまで参考としてください。
| 時期 | 狙いやすい魚・メモ |
|---|---|
| 1月〜2月 | 1月21日〜2月末日はワカサギの採捕禁止期間にあたります。狙う場合は期間外か対象魚種を切り替えてください |
| 3月〜4月 | 水温上昇とともにブラックバスが浅場に接岸し始めるとされる時期です |
| 5月 | GW明けからテナガエビが釣れ始めるとされています。5月1日からはワカサギの採捕禁止期間(〜7月20日)に入ります |
| 6月〜7月 | テナガエビが最盛期とされる時期です(梅雨時が特に良いとされます)。7月20日までワカサギの採捕禁止期間が続きます |
| 8月 | テナガエビが引き続き狙えるほか、下旬からハゼが本格化するとされます |
| 9月〜10月 | ハゼが最盛期(9月頃は「彼岸ハゼ」と呼ばれます)とされる時期です |
| 11月〜12月 | ハゼのシーズン終盤とされます。ワカサギを狙う場合は1月21日から採捕禁止期間に入るため、事前に日程を確認してください |
出典:茨城県「ワカサギの採捕禁止について」、40代会社員の釣りブログ「霞ヶ浦 必ず釣れるテナガエビの釣り方」、釣り人「ハゼ釣りに最適な時期と時間帯」
テナガエビはGW明け頃から釣れ始め、梅雨時の6月頃が最も良く釣れるとされています。竿は6尺(約1.8m)ののべ竿が使いやすく、仕掛けはシモリ玉を数個付けたシモリ仕掛けに、中通しオモリ(B〜2B程度)を組み合わせるのが一般的とされています。エサはミミズや赤虫といった動物性のエサが定番で、匂いの強いミミズは特に食いが良いとされます。魚肉ソーセージやカニカマでも釣れることがあるようです。護岸の際や杭・水草の周りなど、物陰になっている場所を丁寧に探るのがコツとされています。
ハゼは8月下旬から11月頃までがシーズンとされ、特に9月頃の「彼岸ハゼ」は体長10cm前後まで成長し、数・型ともに狙いやすい時期とされています。釣り方はウキ釣り・ミャク釣りのほか、手軽なちょい投げ釣りも有効とされます。海水と淡水が混ざり合う河口付近や水門周辺が狙い目とされ、時間帯は満潮を迎える前の夕方が釣りやすいとする情報が一般的です。年・場所による差があるため、あくまで目安として捉えてください。
釣り道具全般は釣り道具おすすめガイド一覧もあわせてご覧ください。
出典:40代会社員の釣りブログ「霞ヶ浦 必ず釣れるテナガエビの釣り方」、釣り人「ハゼ釣りに最適な時期と時間帯」
霞ヶ浦・北浦ではオオクチバス(ブラックバス)、ブルーギル、アメリカナマズ(チャネルキャットフィッシュ)が多く釣れますが、この3種と近縁のコクチバスは外来生物法上の「特定外来生物」に指定されています。環境省の解説によれば、特定外来生物は無許可での飼養・保管・生きたままの運搬・野外への放流が禁止されており、違反した場合は罰則の対象になります。販売・頒布目的での飼養や野外放流等を行った場合、個人は3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金(併科の場合あり)、法人は1億円以下の罰金が科され得ます。それ以外の目的での違反でも、個人は1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金、法人は5000万円以下の罰金の対象になり得るとされています。
茨城県(霞ヶ浦・北浦)でのキャッチ&リリースの扱い:茨城県公式サイトによれば、釣った場所でそのまま湖に戻す「その場でのキャッチ&リリース」は差し支えないとされています。一方で、これらの魚を生きたまま湖外に持ち出すこと、または湖内に持ち込むことは禁止されています。持ち帰る場合は、その場で必ず締めてから持ち帰る必要があります。放置・不法投棄も違法行為にあたります。
都道府県によってリリースの扱いは異なります。霞ヶ浦・北浦(茨城県)には再放流そのものを禁じる規則はありませんが、例えば埼玉県では県内水面漁場管理委員会指示により、特定の水域で外来魚の再放流(リリース)自体を禁止しています。他県の川・湖で釣りをする際は、その都道府県・水域ごとのルールを個別に確認してください。
アメリカナマズ(チャネルキャットフィッシュ)も特定外来生物に指定されているため、上記と同じルールが適用されます。霞ヶ浦でよく釣れる魚ですが、生きたまま他の水域へ運んだり、自宅で飼育したりすることはできません。
外来魚・釣り禁止に関する一般的な注意点は釣り禁止・注意エリアまとめでも紹介しています。
出典:環境省「何が禁止されているの?(外来生物法)」、環境省「罰則について(外来生物法)」、茨城県「釣りのルールとマナー」、茨城県「釣りに関するよくあるQ&A」、埼玉県「水産(委員会指示)」
出典:釣具のキャスティング土浦店「土浦新港釣り禁止のお知らせ」、茨城県「アオコ対策」
A. 霞ヶ浦・北浦本体は漁業法上「海」と同様に扱われており、釣り対象の魚種に関わらず遊漁券は不要とされています。ただし、河川など内水面で漁業権対象種を狙う場合は別途遊漁券が必要になることがあります。最新の取り扱いは霞ケ浦北浦水産事務所にご確認ください。
A. 茨城県(霞ヶ浦・北浦)では、釣った場所でそのまま戻す「その場でのキャッチ&リリース」は差し支えないとされています。ただし生きたまま湖外に持ち出したり、他の水域へ運んだりすることは外来生物法・県のルールで禁止されています。都道府県によって扱いが異なるため、他の水域で釣る際は個別に確認してください。
A. 仕掛けがシンプルで足元から狙えるテナガエビ(GW明け〜8月頃)やハゼ(8月下旬〜11月頃)がおすすめです。時期が合わない場合は、駐車場・トイレが整備された場所で小型のブラックバスやブルーギルを狙う方法もあります。
この記事の内容は2026年7月時点の公開情報にもとづきます。規制・施設の状況は変わることがあるため、釣行前に必ず霞ケ浦北浦水産事務所・各自治体・現地の看板で最新情報をご確認ください。ブラックバス用のタックル選びはバス釣りタックルおすすめガイドもあわせてご覧ください。