アジングの達人、藤原真一郎さんが愛用するタックルを徹底解説
アジング界の第一人者として知られる藤原真一郎さん。関西を拠点に全国各地のフィールドで活躍し、その卓越した技術と豊富な経験で多くのアングラーを魅了しています。穏やかな人柄ながら、繊細かつテクニカルなライトゲームに精通するトップアングラーとして、業界内外から高い評価を得ています。
今回は、そんな藤原さんが実際に使用しているタックルに焦点を当て、ロッドやリール、ラインなどの詳細情報をご紹介します。彼の選ぶ道具たちには、アジングの奥深さと面白さが凝縮されています。
アジング専用ラインとして藤原さんが選んでいるのが、サンラインの「鯵の糸エステル ナイトブルー 0.35号」です。エステル素材を使用したこのラインは、PE並みの感度と視認性を持ちながら、ナイロンのような使いやすさを兼ね備えています。
0.35号という細さでありながら、1.75kgの破断強度を持つ高強度設計。これにより、アジの引きに負けることなく、かつラインの存在を感じさせないナチュラルなプレゼンテーションが可能です。また、ナイトブルーカラーは、夜釣りでも視認性が高く、ラインの動きを確実に把握できます。
さらに、エステル素材特有の低伸度性により、アタリの感度が抜群。微妙なバイトも逃さず、確実なフッキングにつながります。耐摩耗性も優れており、岩場や貝殻の多いポイントでも安心して使用できる点も、藤原さんが重視するポイントの一つです。
ポチップ
藤原さんが宵姫 天とセットで使用しているのが、ダイワの「18イグジストLT1000S-P」です。LTコンセプトに基づいて設計されたこのリールは、軽量・コンパクトでありながら、高い耐久性と滑らかな回転性能を兼ね備えています。
本体にはマグネシウム合金を採用し、1000サイズながらわずか185gという軽さを実現。これにより、長時間の釣行でも疲労を軽減できます。また、ATDドラグシステムを搭載し、アジのような小型魚から良型まで、幅広いサイズに対応する繊細なドラグ性能を発揮します。
ギア比は5.2:1と、アジングに適した設定になっています。これにより、ジグ単やフロートリグなど、様々な釣り方に柔軟に対応できます。さらに、防水性能も優れており、シーズンを通して安心して使用できる点も、藤原さんが信頼を寄せる理由の一つです。
藤原さんが愛用するロッドの一つが、ガマカツのラグゼブランドから発売されている「宵姫 天 S61L-Solid」です。全長6.1フィートのこのモデルは、ジグ単でのアジング攻略に特化した設計となっています。
最大の特徴は、ソリッドティップを採用していることです。これにより、軽量リグの操作性と感度が格段に向上しています。ブランクには高弾性カーボンを使用し、軽量化と感度向上を両立。さらに、独自の「反響感度」「抵抗感度」「接触感度」を実現するために、装飾を極力排除したミニマルなデザインを採用しています。
アジの微妙なバイトを確実に捉えるための感度はもちろん、10m以上のディープエリアでも安定したキャストを可能にする絶妙なバランス設計も特筆すべき点です。藤原さんは、この1本で様々な状況に対応できる汎用性の高さを高く評価しています。
ポチップ
