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「ウタセ真鯛 初心者」で調べている方向けに、伊勢湾の伝統釣法「ウタセ真鯛(ウタセマダイ)」釣りの基本情報をまとめました。乗合船に乗るまでの流れ、タックルの目安、ウタセエビの付け方や釣り方のコツ、安全に楽しむための準備を中心に紹介します。船宿情報は公開情報で確認できた範囲にとどめているため、実際に予約する際は必ず船宿へ直接ご確認ください。
ウタセ真鯛とは
ウタセ真鯛(ウタセマダイ)は、地元で獲れる活きた小エビ「ウタセエビ」(打瀬網漁で獲ることからこう呼ばれます)を撒き餌・刺し餌に使ってマダイを狙う釣法です。仕掛けを潮の流れに乗せて広範囲を探りながら誘う独特の操作から「おんばせ」「とんばせ」とも呼ばれる伝統釣法とされています。愛知県南知多町(片名・師崎など)や三重県鳥羽市といった、伊勢湾口一帯が本場として釣り専門メディアで詳しく紹介されており、本記事もこのエリアの公開情報を中心に構成しています。乗合船(複数人で1隻に乗り合う遊漁船)で狙うのが一般的で、マダイのほかハマチ・カンパチ・チダイなど多彩な魚が混じりやすく、「丸ボーズが少ない釣り」として初心者にも紹介されている釣り物です。
基本情報
下表は2026年7月時点で公開情報をもとに確認できた内容です。情報源によって記載が異なる項目は、断定せずそのまま記載しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| エリア | 伊勢湾口一帯(愛知県南知多町の片名・師崎、三重県鳥羽市など)が伝統的な釣り場とされています |
| 対象魚 | マダイが本命。ハマチ・カンパチ・チダイなどが混じることもあるとされています |
| シーズン | 春(3〜5月)は乗っ込みの大型ねらい、秋(9〜11月)は数釣りの最盛期とされています。詳細は次章 |
| 釣り方 | 生きたウタセエビを撒き餌・刺し餌に使う、2〜3本針の胴突き仕掛けによる乗合船釣り |
| 必要な装備 | 竿・リール一式(レンタルの有無は船宿ごとに要確認)、桜マーク付きライフジャケット、酔い止め、防寒・防水ウェア |
| 情報確認日 | 本記事の情報は公開情報を2026年7月時点で確認したものです。現地取材は行っていません。酔い止め薬の用法と健吉丸のキャンセル規定は、2026年10月に公式サイトで再確認しました。料金・出船時間・営業状況は変更されることがあるため、予約前に必ず各船宿へ直接ご確認ください |
初心者がまず知っておくこと
「ウタセ真鯛 初心者」で調べている方向けに、乗合船に乗るまでの基本的な流れと、事前に知っておきたいポイントを紹介します。
乗合船の一般的な流れ
- 予約:電話またはメールで乗船希望日・人数を伝えます。人気の船宿は早めの予約がすすめられています
- 集合・受付:出船時間の前に受付を済ませ、釣り座(席順)が決まります。席の決め方は先着順など船宿ごとに異なります
- 出船:朝便が中心です。具体的な出船時刻は季節・船宿によって異なるため、予約時に確認するのが確実です
- 実釣:船長の指示でポイントに到着後、仕掛けを投入します。エサ付けとタナ探りが釣果を左右する作業になります
- 帰港:午前便は昼前後、午後便は夕方に帰港するのが一般的です
初心者が特につまずきやすい点
- 活きたウタセエビを弱らせずに刺す「エサ付け」が最初の関門とされています
- 置き竿で待つだけでは反応が出にくく、エサを動かしながらタナを探る操作が必要です
- 仕掛けの全長が4〜8m前後と長いため、扱いに慣れるまでは船長にサポートを頼むと安心です
持ち物の目安
酔い止め薬(服用の時刻は薬ごとに異なるため、製品の用法・用量に従ってください)、飲み物・軽食、帽子・サングラス・日焼け止め、防水・防寒ウェア、グリップの効いた滑りにくい靴、桜マーク付きライフジャケットが基本的な持ち物として紹介されています。船に備え付けがある場合でも、サイズが合うものを自分で用意すると安心です。
船釣りが初めての方は、「海釣りに何を準備すればいいかという質問」のような基本的な持ち物の相談も参考になります。
季節によって服装に迷う場合は、「タコ釣りに行く際の服装についての質問」も参考になります。
船宿選びの例(伊勢湾エリア)
公開情報で「ウタセマダイ」または「ウタセ真鯛」をメニューに明記していることを確認できた船宿の例です。料金・出船時間・営業状況は変更されることがあるため、予約前に必ず船宿の公式サイトや電話で最新情報をご確認ください。
| 船名 | 健吉丸 |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県知多郡南知多町(片名港) |
| メニュー | 公式サイトのトップページで「ウタセマダイ・ウタセ五目釣り」が現在の釣り物として掲載されています |
| 料金の目安 | 「大物釣」カテゴリで、乗合1人14,000円。仕立ては3名までの基本料金が平日41,000円・土日祝45,000円(1人追加ごと5,000円、エサ代は別途「ウタセエビ1kg1,500円」)とされています。ただしウタセマダイ単体の料金内訳は公式ページに明記がなく、正確な金額は要確認です |
| 予約方法 | 電話(8:00〜20:00対応)またはメール。仕立ての場合、乗船日の1週間前からキャンセル料が基本料金の100%に加え、用意しているエサ代として発生する規定が明記されています |
| レンタルタックル | 公式サイトに明記が確認できませんでした。予約時に直接確認することをおすすめします |
このほか、三重県鳥羽市国崎町の功成丸も伊勢湾のウタセマダイ実績が豊富な船として釣り情報サイトで紹介されており、公式サイトの料金表には乗合13,000円との記載がありました。ただし2026年7月時点で公式サイトを確認したところ、当面の間、営業を休止している旨の告知が掲載されていました。再開の状況は公式サイトでご確認ください。本記事では料金の参考情報として記載しますが、予約可否を含め必ず最新の営業状況を公式サイトでご確認ください。
シーズンと釣れる時期
「ウタセマダイ 時期」を知りたい方向けに、釣り情報サイト・釣行記で紹介されている時期ごとの傾向を表にまとめました。あくまで一般的な傾向であり、水温や潮まわりで年ごとに前後します。
| 時期 | 特徴 |
|---|---|
| 3〜5月(春) | 乗っ込みの大型マダイをねらえる時期として紹介されています |
| 6〜8月(夏) | 数釣りが楽しめる時期とされ、8月に「連日好調」とする釣行記もあります |
| 9〜11月(秋) | 数釣りの最盛期とされ、「伊勢湾口のウタセマダイが盛期に入る」と紹介される時期です |
| 12〜2月(冬) | 深場中心の釣りになりやすく、オモリは重め(80号程度まで使うこともあるとされています) |
タックルと仕掛け
「ウタセ真鯛 タックル」で調べている方向けに、釣り専門メディアで紹介されている数値目安をまとめました。船によって指定が異なる場合があるため、予約時に確認しておくと安心です。
- 竿:全長2〜3m程度、調子は7:3〜6:4が目安とされています。1本で対応するなら、オモリ負荷40〜50号・6:4調子・2.5m前後の竿が使いやすいという紹介があります。入門用として2.3m・7:3調子のロッド(税別14,000円程度)を挙げる記事もあります
- リール:中型の両軸リール(手巻き・電動どちらも可)。出ている糸の長さを把握しやすいカウンター付きが便利とされています
- 道糸:PEライン1.5〜4号を200m前後、またはフロロカーボン6〜7号を200m巻くという紹介があります
- ハリス:フロロカーボン4〜6号、長さ1.5〜2m程度が目安です
- 仕掛け:2〜3本針の胴突き仕掛けが基本。全長4〜5m程度が目安ですが、8m以上になる長い仕掛けを紹介する記事もあります。ハリは伊勢尼9〜13号が目安とされています
- オモリ:潮の速さに応じてこまめに交換します。1号〜80号程度まで幅広く用意しておくと安心で、浅場は1〜30号、深場や冬場は80号程度まで使うこともあるとされています
ウタセエビの付け方と釣り方
ウタセエビの付け方には、口からハリを入れて脳(脳髄)を避けケンの根元で止めるという紹介と、ツノの下から真っすぐハリを刺して針先を少し出すという紹介の2通りがあります。共通しているのは「エビの姿勢をまっすぐ保つこと」と「弱ったらすぐに交換すること」です。弱ったエサはマダイの食いを大きく落とすとされているため、こまめなエサ替えが釣果につながります。
タナの取り方は、仕掛けを着底させて糸フケを取ったあと、置き竿で待つだけでなく、ゆっくり巻き上げながらエサを動かしてタナを探るのがコツとされています。反応のよかったタナが見つかったら、次の投入時にカウンターを目安に同じ深さを再現します。
アタリは比較的明確で、良型は「ガッガッ」と竿先を引き込むとされています。エサを大きく離さないことが多いため、あわてて即アワセせず、竿にしっかり乗ってから合わせるとハリ掛かりがよくバラシが減るという紹介があります。初心者がつまずきやすいのは、エサ付けの丁寧さ、置き竿にしないタナ探り、長い仕掛けの取り扱いの3点です。
船に乗る前の準備と安全
国土交通省は、小型船舶(総トン数20トン未満・プレジャーボートなど)の船室外に乗船するすべての者に対し、国の安全基準に適合した「桜マーク」付きライフジャケットの着用を義務としています。船長がこれを遵守させなかった場合は「遵守事項違反」として違反点数2点が科されるとされています。桜マークは国交省の型式承認試験・検定への合格を示すもので、あらゆる航行区域に対応するタイプAが汎用性の高い選択肢として紹介されています。乗合船でも自分のサイズに合ったライフジャケットを用意しておくと安心です。
船酔い対策としては、前日の睡眠を十分にとる、酔い止め薬は製品の用法・用量に従って服用する(たとえばエーザイ公式のトラベルミン(大人用)は乗車船30分前の服用と案内されています)、朝食は軽めに済ませる、乗船中は外の空気を吸いながら水平線を見る、船の揺れが少ない中央付近で過ごす、といった方法が紹介されています。服装は季節に応じた防水・防寒対策を基本とし、船上は滑りやすいためグリップの効いた靴を選びましょう。
船酔いの不安がある方は、「船釣りの酔い止め対策についての質問」も参考にしてみてください。
キャンセル規定は船宿ごとに異なります。健吉丸の公式サイトでは、仕立て船の場合、乗船日の1週間前からキャンセル料が基本料金の100%に加え、用意しているエサ代として発生する規定が明記されていました。乗合の場合の規定は船宿によって異なるため、予約時にあわせて確認しておくことをおすすめします。
ライフジャケットの種類・選び方はライフジャケットのおすすめ選び方ガイドで詳しく紹介しています。
釣れた魚をどう扱えばいいか迷う場合は、「魚が釣れた後の手順についての質問」も参考になります。
釣れた真鯛の持ち帰り
釣れたマダイを美味しく持ち帰るには、氷や保冷剤を入れたクーラーボックスを用意し、釣れたらすぐに氷締め(氷水に沈める)するのが一般的とされています。血抜きや神経締めを行うとより鮮度を保ちやすいという紹介もありますが、慣れないうちは無理をせず、まずは氷締めをしっかり行うだけでも十分です。マダイは型が大きくなりやすい魚なので、想定より一回り大きめのクーラーボックスを用意しておくと安心です。持ち帰り後はできるだけ早く調理・冷蔵してください。
クーラーボックスの選び方はクーラーボックスのおすすめ記事で詳しく紹介しています。
よくある質問
Q. 初心者でも大丈夫ですか?
A. エサ付けとタナ探りには独特のコツが必要ですが、操作自体はシンプルで、船長のサポートを受けながら挑戦できる釣りとして紹介されています。予約時に初心者であることを伝えておくと、座席のアドバイスやレンタルタックルの案内をもらいやすくなります。
Q. 料金はいくらくらいですか?
A. 本記事で確認できた例では、乗合1人13,000〜14,000円程度、仕立て(3名まで)は41,000〜45,000円程度という船宿がありました。エサ代・燃料代が別途かかる場合もあるため、正確な金額は必ず予約時に船宿へ直接確認してください。
Q. 道具は借りられますか?
A. レンタルタックルの対応は船宿によって異なります。本記事で確認した船宿の公式サイトでは、仕掛けの船内販売についての記載はあったものの、レンタル竿の可否を明記したページは確認できませんでした。予約時に直接問い合わせることをおすすめします。
釣り場を他にも探したい場合は釣り場ガイドまとめ一覧、道具選びに迷ったら釣り道具おすすめガイド一覧も参考にしてください。
出典一覧
- TSURINEWS「伊勢湾伝統釣法“ウタセマダイ”を学ぼう【タックル編】」
- TSURINEWS「伊勢湾伝統釣法“ウタセマダイ”を学ぼう【釣り方編】」
- つりそく「<超入門>『ウタセマダイ』釣りを紹介!伊勢湾の伝統釣法をまるっと徹底解説」
- つりそく「船釣り入門にオススメ!『ウタセマダイ』の釣り方と入門ロッドを紹介」
- 釣具のイシグロ「伊勢湾 ウタセマダイ釣り」
- 釣具のイシグロ「伊勢湾ウタセ真鯛、好調!」
- 中日スポーツ「ウタセマダイ盛期入り 愛知県南知多町・新師崎出船」
- 健吉丸公式サイト(トップページ)
- 健吉丸公式サイト「料金アクセス」
- 功成丸公式サイト「料金表」
- 功成丸公式サイト「ウタセマダイ」釣果記事
- 功成丸公式サイト(重要なお知らせ・営業休止に関する告知)
- 国土交通省「海事:ライフジャケットの着用義務拡大」
- TSURI HACK「桜マークとは?ライフジャケット着用義務化とタイプ(A・D・F・G)の着用区域について」
釣った魚をおいしく持ち帰るための締め方・血抜き・保存の手順は魚の締め方・血抜き・持ち帰り方と保存のコツでまとめています。
